みなさんはどんなフォームを意識していますか?
最近話題なのは、フォアフット接地ですが、10年前はナンバ、ナンバ走りという言葉が流行りました。それ以前、私が高校生だった頃は、筋力重視、筋トレ重視の欧米型フォーム、腕を振れ!膝を高く上げろ!地面を蹴れ!でした。
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最初に、このテーマの結論を書いてしまいますが、私はかつてナンバ走りと言われた走り、コンセプトでフォームを考えて走っています。また、競歩の動作をランニング動作に取り入れることで効率が良くなると考えていまます。
理由は、BMIが22.5ほとありランナーに適さない身体つきであること。自重(体重)が重い割に強靭な筋力がある訳ではないこと。効率的な身体操作方法を模索していた時に、ナンバ理論の本に出会い、感銘を受けたこと。同時期に競歩の選手に教えてもらう機会があり、ナンバの動作に近いものがあると感じました。考え方、方向性が一致したのです。
→中長距離ランナーの体重について、BMIの説明を詳しく見る。
体型と個性、持ち味
人それぞれ持ち味が違います。自分がどの走り方が合うかを考えて、試してみて、自分のフォームの方向性を決めて練習することが大切だと思います。
理由を含めてこれから書きます。
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人種によって体型が違う
まず、先に紹介した三タイプのフォームですが、表現を変えると、フォアフットはアフリカ系フォーム、ナンバは日本系フォーム、筋力重視は欧米系フォームと言えるのではないでしょうか。
陸上競技、特に100m走とフルマラソンはメディアに頻繁に取り上げられますし、人気の高い種目です。走る距離は違いますが、根本的な動作は同じです。カールルイス、ベンジョンソン、最近はウサインボルトの走りを皆真似ようとします。
それぞれの民族が古の時代から積み上げてきた生活スタイルの延長戦上に、それぞれのランニングフォームがあると思います。
裸足での生活で狩猟民族であるアフリカ系の人たち。体型も特徴的で、脚が長く特に長い膝下で細いふくらはぎ、引き締まった大腿部、自然な状態で骨盤が前傾しています。その体型がフォアフットを可能にしているのではないでしょうか。
次に欧米人。鎧を着て馬に乗り戦場で勝ち抜くには、重量に負けない筋力が必要でした。筋骨隆々な強靭な肉体から、前後の力強い腕振りを推進力に変えて、膝を高く上げて振り下ろし地面を強く蹴り反発力を得ます。
最後に日本人。日常ではワラジを履き、着物を来て歩幅は狭く地面を擦るように歩いている姿は時代劇で見ることが出来ます。農耕民族で、中腰の姿勢で田んぼや畑に入り農作業をしていました。いわゆる日本人体型、と言われるものは手足が短く、脚は長さに比して太めです。
以上のように、それぞれの民族が生き残って来た背景が違いますので、私たちの遺伝子には意識に無い情報が含まれているのではないかと思います。
しかしながら、時代の流れとともに生活様式や食生活の変化で、私たち日本人の体型も変化しています。
最近の若い子たちは、脚が長くBMIも低い(18や19)上にふくらはぎが細く、まるでアフリカ系のような体型の人もいます。その人たちこそフォアフットのフォームが合うと私は考えています。
欧米人のような体型の日本人もいます。短距離走を走るなら、筋力を活かしたパワーと瞬発力の力強い走りでも良いでしょう。しかし、その走りでは長距離はもちません。
その体型の人たちと、純日本人体型の大半の人たちは、ナンバ走りの考え方のフォームが合うのではないでしょうか。
まとめ
最近は、たくさんの情報が検索すれば簡単に手に入ります。本もたくさんあります。メデイアでは常に最新の情報が流され、SNSで一瞬のうちに世界中に情報は広がります。
しかし、ランニングフォームはそんなにコロコロと変わるものなのでしょうか?
その民族に合った身体操作の方法、その人に合ったランニングフォームが必ずあります。自分自身をよく分析して、試行錯誤を繰り返しながら、今の自分にとってベストなフォームを追及し続けることもランニングの楽しみの一つだと思います。
どんな走り方でも共通して言えることは、脚が流れてしまうのは良くないということです。足が流れてしまうのは、いくつかの原因が考えられます。
→脚が流れる原因と改善方法
→骨盤の意識がわからない人、前ももとふくらはぎが疲れやすい人
次回からは、私が自分で意識していること、コーチングの現場でアドバイスして来た様々な切り口からフォームの話も紹介していきます。
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