骨で走る?筋肉で走る?
先日は、3大ランニングフォームである、フォアフット、ナンバ走り、筋力重視について書きました。私が3つに分けただけなので、当然他の考え方もあると思います。
→接地の方法と三大フォームについて説明
みなさん、今の自分のフォームはどういうものでしょうか?極論は、その人が一番速く走れるものが最高です。快適にケガなく効率的なものを私は追求しています。
私は、世界レベルでもない、日本トップレベルでもありませんが、自分にとってベストなものを追求し続けることも楽しいです。
そんな私の考え方が他の人のヒントになり、現状を打破するきっかけになるかもしれません。私も、ランニング仲間の一言のアドバイスがきっかけで長距離のタイムが伸びた経験があります。技術的なものだったので、即効果がありました。
さて、今日のテーマですが骨と筋肉です。
骨は約206本、筋肉は約300個あるそうです。
骨を動かすのが筋肉です。
走る時にどこの何を意識すれば動作につなげやすいのでしょうか?
私が初心者にコーチングする際や、陸上選手でもフォーム修正する場合は、まずは腕振りからアプローチします。
理由は、体の中で一番器用なのは腕だからです。細かい動作の調整を操作することができます。腕振りの意識を変えることでフォーム全体が変わって、タイムが少し速くなる、長い距離でも走りやすくなる経験をしてもらいます。
常に意識して動作が自動化されてきたら、その後に次のテーマを考えて意識させるようにしていきます。
そこで、動作修正に効果的なのは骨の操作だと私は考えています。
腕振りは前後に真っ直ぐ振るだけでは効果的ではありません。骨を回す操作を少しだけ加えることで、動作の力みがなくなり、柔らかな淀みない流れる操作になり、動作が小さくなるけど、しっかり連動して地面に力が伝わるようになっていきます。
何故腕振りが地面に力を伝えるのか?
腕の付け根はどこですか?
みなさん、肩幅の一番広い所、スーツの肩パットが入る所が腕、肩の支点だと思っていませんか?
実は、腕は肩甲骨とくっついていて、肩甲骨が鎖骨に繋がっており、体の前面首の真ん中の鎖骨の付け根、そこが腕の支点になるのです。そこは胸鎖関節と言います。私も初めて知った時は驚きました。腕振りの考え方が間違っていたと知りました。
腕振りで骨を回す(内旋、外旋)ことで肩甲骨が動くようになります。すると、背骨を介して骨盤に動きが出ます。
骨盤は、左右の腸骨、真ん中の仙骨に別れています。僅かに動きます。仙骨はいわゆる背骨の先端になります。背骨は、腰の腰椎、胸の胸椎、首の頚椎で連続して24個の骨が繋がっています。当然、背骨も動きます。
骨盤を前傾させることが走る上で重要になります。アフリカ系民族は、最初から骨盤が強く前傾しています。
私たち日本人は、意識しないと骨盤が立ってしまいます。猫背の人は骨盤が後ろに倒れて腰抜けになります。
デスクワークが多い人は首が前に出て、猫背で骨盤が起きがちです。椅子に座る姿勢も直すことがランニングにもつながります。
話を戻します。
腕振りによって肩甲骨が動き、しっかりと前傾した骨盤により、背中のアーチが保たれて骨盤も連動しやすくなり、骨盤が連動することで膝を高く前に上げなくても自然に歩幅が伸びます。
簡単に流れを説明するとこういうことです。
だから、骨を意識しましょう!というお話でした。
次回は、骨の操作をもう少し具体的に紹介します。
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