練習の考え方, 運動生理学

【体力】という言葉をトレーニングする要素に分解する。


「歳をとったから体力が落ちた。」

「定期的な運動をしたら体力がついた。」

こんな会話をよく聞きます。

体力って何なのでしょうか?みなさんは具体的にに言えますか?長距離を走る練習をして体力をつけるのでしょうか?

 

体力とは

  1. 持久力
  2. 筋力
  3. 瞬発力
  4. 跳躍力
  5. 柔軟性
  6. 敏捷性(すばやさ)
  7. 巧妙性(器用さ)

義務教育や高校時代に受けたことがある、体力測定はこれらを測定していたんですね。

  1. 持久力→持久走
  2. 筋力→握力
  3. 瞬発力→垂直跳び、50m
  4. 跳躍力→走幅跳び
  5. 柔軟性→体前屈、上体そらし
  6. 敏捷性→反復横跳び
  7. 巧妙性→なし

日常のトレーニングで、自分は今何を強化しているのかをしっかり自覚しましょう。自覚性の原則です。

ランニングだけで考えると、もう少し区分できます。

 

ランニングにおける体力要素

  1. 瞬発力
  2. 無機的解糖系(乳酸処理能力)
  3. 最大酸素摂取量
  4. 無酸素性作業閾値
  5. 有気的解糖系(基礎的持久力)

これくらいに分かれます。2と5の( )内は私が解釈した言葉ですので、他のサイトや文献では違う表現になるかもしれません。

中長距離走を速くなるためには、自分が目標とする種目に合わせた部分を自覚して強化する必要があります。800m〜フルマラソンを目標にする場合は知っておくと自信を持って練習できるようになります。

今自分が何をしているのかが明確に分かるようになりますから、個別性と自覚性の原則はクリアします。目的意識もはっきりしますので練習も中続きします。継続性の原則もクリアです。

 

まとめ

体力の要素を具体的に知ることで、それぞれの練習の効果が明確になります。

身体を鍛えるだけでなく、正しい知識を身につけることで効率的なトレーニングができます。