トライアスロン

コーチがいないトライアスロンジュニア選手のためのバイク練習


エリートクラスを目指すジュニア選手の大半は、トライアスロンのクラブチームに所属して活動しています。しかし、クラブチームが無い地方の選手は一人で練習することになります。関東、関西、東海、九州はジュニア育成が盛んです。それ以外の地域、地方ではトライアスロンの指導者から直接指導を受ける機会がほとんど無いと思います。
 

 

トライアスロンに取り組むジュニア選手

高校生までのジュニア選手は、大学生や社会人と比較してバイク練習が不足する傾向にあります。学校や部活動、スイミングスクールと陸上部掛け持ちなど、時間的な制約があります。しかし、ジュニア選手にとっての優先順位は、スイム→ラン→バイクだと思います。

そこで、優先順位は低いけど全くバイク練習をしない訳にはいかない、必要最小限で効果的なトレーニングを考えてみます。

 

 

基礎的持久力はスイムと陸上で養われている

体力的な基礎は養われていると考えて良いでしょう。ですので、ロングライドや一定ペースの40kmライドなどは積極的にやる必要はありません。

ロングライド→心拍60〜70%
40kmライド→心拍65〜75%
私ならこのように負荷を設定します。

これらは、水泳と陸上長距離で十分にできています。これより負荷の高いトレーニングを短時間で上に載せるイメージでトレーニングプランを考えます。

 
 

バイクでのインターバル

陸上のインターバルトレーニングなら、1000m×5、200m×5×2、300m×10などです。走る距離とタイムを決めて、つなぎの距離とタイムも決めます。

水泳のインターバルトレーニングなら、100m×10(1’30″サークル)、200m×5(3’00″サークル)などです。サークルで時間制限を設けて泳いだ残り時間の数秒〜十数秒を休むスタイルが一般的だと思います。

バイクでも同様に考えれば良いです。【自分が必要だと考えるポイント】をインターバルで上げる区間に入れて、それを反復します。

インターバルは、距離や区間で決める方法とタイムで決める方法が考えられます。

 

 

起伏のある周回コースを用いる場合

緩い登り、平坦区間など強調したい区間を速く走れば良いです。例えば、周回コース5km×4周する間に、平坦区間800mだけを全力で走り、他はイージーでつなぐ方法。トップスピード強化です。

また、登り区間500mだけを全力で登り、他をイージーでつなぐ方法。登り強化です。

その両方を強調する方法もあります。より実戦的になります。

また、周回ごとに強弱をつける方法もあります。

1,3周はイージー
2,4周はハード

ハードで走る周回をレースをイメージして走ります。イージー区間で反省しながら次の課題を整理しておきます。

 
 

平坦な周回コースを用いる場合

タイムで強弱をつける方法が適しています。

①2’サークル20″全力×18本
→男子なら36’で約20kmになるでしょう。

②2’サークル30″全力×18本

③1’サークル15″全力×36本

このようにステップアップして、トップスピードも上げて行きます。

②と③のイメージとしては、4人でローテーションを回している場面です。

全力と書いていますが、最初はやや抑え気味で良いです。30″〜15″の全力、上げ区間ですが、男子ならレースで走る40km/hは超えることを目標にしてください。

後半は42,44,46km/hと自分のスピードを高めてください。

じわじわ上げるのでは無く、一気に上げてください。瞬発力も強化できます。これは、コーナーの立ち上がりで効果を感じることができます。

上げる時は、ペダリング30回転を数えるとだいたい15″くらいです。ケイデンス120rpmくらいになります。

レース時はおそらくケイデンス100〜110で推移すると思います。

レース時よりも速く重いギヤを回してトップスピードを高めておくことで、レース時にゆとりを感じられます。さらにドラフティングに入ると空気抵抗が減るのでかなりラクになります。体力を温存することができます。

このトレーニングでは、たった20km約36’ですが、心拍はかなり高い数値を維持することになります。

上げ区間で上がった心拍は、回復区間でも下がりません。回復区間ではギヤを軽くして速度を落として筋力を上手く休めてください。メリハリです。しかし、心拍数はゆるやかに下がって来ますが、すぐに次のインターバルが始まります。

これがミソです。

インターバルは、筋力を強化しつつ心肺機能を高めるトレーニングです。

だらだらとロングライドを70kmするよりも20kmインターバルした方が、短時間で実戦的な能力が身につきます。

 
 

インターバル前のアップ、ダウン

例えば、自宅から周回コースまで移動することをアップとダウンにすることができれば無駄な時間はありません。

私は、
自宅→周回コースまで約5km
周回コース10km×2をインターバル2分サークルで
周回コース→自宅約5km
合計30km52分で終了

その後、自宅にバイクを置いてすぐにラン練習に移行、、、という具合に無駄な時間をつくらないように工夫できます。

 
 

固定ローラーの活用

バイク練習は、ランやスイムと違って自宅の中で練習することも可能です。

固定ローラーは飽きるし嫌い、、という選手はいます。

しかし、目的をしっかり持って短時間で意味のあることだけをやるようにすれば考えは変わると思います。

先ほどのインターバルを固定ローラーでやります。

私が最近やった練習の例です。

アップ5′
1’サークル15″全力×20本=20′
ダウン5′
合計30′

これはキツかったですがとても効果的なトレーニングです!!先ほど紹介した4人ローテーション15″交代のイメージです。

心拍数はだんだん上がり、終盤は90%を超えます。

バイクレースのタイムトライアル10km
平均心拍89%、最高心拍91%
なので、これに近いトレーニングができているとわかります。

屋内では風を受けないので、ものすごく汗をかきます。タオルを何枚か準備して、扇風機を使うことをおすすめします。

安全に、練習場所を移動することなく、短時間で効果的な練習です。

多忙なジュニア選手だけでなく、大学生や社会人トライアスリートにもおすすめの練習です。

 

 

バイクとランの複合練習

ブリックトレーニングとも呼びます。
トライアスロンを目標にする場合は、バイク→ランが一般的です。デュアスロンも視野に入れるならラン→バイクもやる必要があります。

主観的な感想ですが、トライアスロンよりもデュアスロンの方がハードだと思います。

バイク+ラン練習の参考
 

 

まとめ

若い選手は、バイクに苦手意識を持っている人が多いです。また、女性トライアスリートにとってもバイクは難しい種目のようです。

サイクリング主体のバイクショップの練習会に時々参加しても目的が違うので、ロングライドであることが多いと思います。自転車仲間とのコミュニティとしてはとても良いことだと思いますが、トライアスリートとしてはあまり得ることは無いかもしれません。

ドラフティングレースでは、ショートのDHバーを装着することになります。(好みとタイプにもよりますが、DHバー装着は多数派です。)当然、商品知識はあるでしょうが実戦での使用経験やセッティング方法、ショートDHバーを装着した際のポジションの出し方やアドバイスは得られないかもしれません。

バイクショップのチームにも色々レベルがありますので一概には言えません。実業団登録をしてE1クラスでがんばっているようなバイクショップであれば、積極的に参加してロード専門の選手たちに色々教えてもらう機会があると思います。

話は戻って、本来やるべきことは、バイクに乗る習慣をつけること、毎日短時間でもバイクに乗ることです。1日20分、30分乗るだけでバイクの筋力維持強化、ペダリングスキルの向上が期待できます。

バイクのレベルが低い人ほど即効性があります。レベルが上がってくると乗る距離や強度も必要になります。

固定ローラーを持っていない人は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

地方で活動する選手でも、工夫次第でやれるはずです。自分の周りの人たちの支援を受け、環境を最大限に利用して、自分だけのスタイルを確立すれば良いと思います。

生活の中に、如何にトライアスロン3種目を組み込むかが課題です。

 
エアロバイク、固定ローラーの練習メニュー

エアロバイク、固定ローラーを使用した脚の回転数アップのトレーニング

よくある質問Q&A

ランニング初心者Q&A


中学や高校、大学で初めて陸上部に入った人

社会人で健康維持のために走り始めた人

トライアスロンに挑戦したいけどランのことがわからない人

たくさんの人が陸上競技や走ることに取り組り組み、ランニングを楽しんでいます。

陸上競技部にとっては常識でも、初心者にとってはわからないことが多いのものです。今回は初心者からのよくある質問をまとめました。
 

 

初心者の疑問解決

どんなフォームで走れば良いのかわかりません。

走っていてお腹が痛くなります。何故ですか?

プロテインは必要ですか?どんな効果がありますか?

超回復って何ですか?

献血しても問題ありませんか?

走っていてなりやすい怪我はどんなものがありますか?

筋トレや補強は何をすれば良いですか?

 

 

その他、陸上部からのよくある質問

☆よくある質問☆

LSDって意味ありますか?
アップの意味は?
ダウンって何分すれば良いですか?
貧血だと何故遅くなるのですか?
筋肉痛を我慢して練習量を増やせば速くなりますか?

Q&A☟
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薬品、サプリメント等

うっかりドーピングを防ぐ


頻繁にメディアに取り上げられるドーピング問題ですが、私たちの生活に身近な薬品でも簡単にドーピングになってしまうことを紹介します。

市販の薬品は、

第一類医薬品

第二類医薬品

第三類医薬品

に分かれます。

薬剤師による説明義務であったり、薬剤師や登録販売者による説明をする努力義務であったり、通信販売やコンビニでも置けるものであったり、薬品の副作用(リスク)の大きさによって扱いが異なります。

ドーピング検査は、全国レベルの大会で抜き打ちで行われているそうです。主にトップクラスの選手です。全国大会に出るだけの選手は検査される可能性は極めて低いですが、検査される可能性は無いとは言えません。

 
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痛み止め

ロキソニンなどに代表される痛み止めは、薬局で簡単に手に入ります。消炎鎮痛剤です。

ロキソプロフェンなどがいわゆる痛み止めの成分ですが、これが筋肉の痛み、筋肉痛を緩和します。筋肉痛からの回復を促します。

ロングのトライアスロン選手でレース中に服用する人がいると聞いたことがありますが、これはオススメできない使用法です。(ドーピング問題を抜きにして。)

痛みの原因を取り除く訳では無く、痛みを感じないように麻痺させているようなもので、レース後のダメージは大きいそうです。それでもタイムを短縮したいのかどうなのか。

自分の限界に挑むアスリートとしての行動としても疑問です。

消炎鎮痛剤ではドーピングに該当するものがあります。

専門のサイトで調べたところ、陸上競技で商品ロキソニン、成分ロキソプロフェンは大丈夫でした。
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風邪薬、総合感冒薬

風邪薬がドーピングに該当する場合があります。通常、風邪薬は眠気をもよおします。身体を沈静化させる副交感神経にも作用して、身体を休めさせつつ炎症を抑える働きをします。解熱鎮痛剤や抗炎症剤が筋肉疲労=筋肉の炎症からの回復に効果があると言われています。

夕食後30分以内に服用することで効果が発揮できます。

昼食後に飲んで、その後練習する場合は、副交感神経優位で身体はだるくなるし、練習では活発に動きたいので逆の効果になります。

市販の風邪薬はドーピングに該当するものが含まれている可能性があると知っておくと良いでしょう。

サイトで調べたところ、抗炎症剤のイブプロフェンは陸上競技では大丈夫でした。
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葛根湯(漢方薬)

葛根湯の生薬のひとつ麻黄(まおう)に含まれる成分、エフェドリンが陸上競技ではドーピングに該当します。効く、ということです。知らずに飲んでもアウトになります。

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エフェドリンは身体を興奮させます。風邪薬のような眠気をもよおしません。交感神経に作用して身体を元気にします。いわゆる興奮剤です。興奮作用と言えばカフェインが有名です。

服用後30分ほどでエフェドリンは血中に溶け出して作用します。

漢方薬は通常空腹時に服用しますので、レース30分前にこの効果を期待して飲むことで身体に効果的に作用します。

仕事やテストなどで、風邪気味だけどどうしても行かなくてはならない場合に服用すると良い薬です。眠くならないので学生、社会人の仕事中向けですが、ドーピングにあたることを知識として知っておくべきです。

 
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まとめ

陸上競技部で陸連の選手登録をしている選手は、アスリートとしてドーピングに該当する薬品に気を配る必要があります。

陸連の選手登録をしない、走ることを生活の一部として楽しんでいる人は、これらの薬品を上手く活用すると良いでしょう。

ドーピングに関する参考、外部リンク
日本アンチドーピング機構ホームページ

自分が飲んでいる薬品がドーピングに該当しないか調べることができます。
GLOBAL DRO

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ランニング中の腹痛など, 運動生理学

走っている最中に脇腹が痛くなる原因


いくつか原因が考えられます。

食事の直後の場合

食事直後は消化吸収のために副交感神経(生命維持、安静)が優位に働きます。だから眠くなります。血液は内臓に多く回されます。

運動時は交感神経(活動、興奮)が優位に働きます。血液は骨格筋に多くまわされます。

食事の後、消化吸収される前に走ると消化吸収系の内蔵に循環している血液が骨格筋に回されます。まだ血液がたくさん必要な時に内蔵の血流が減ると腹痛が起きると考えられます。

以上の理由で食事直後の運動は控えるべきです。

 
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アップ不足、走り始めの場合

肋骨の一番下、横隔膜は肋骨に付着しています。お腹を引っ込めると肋骨の下に指を入れて入りそうなくぼみです。そこが痛い場合は、横隔膜周辺の呼吸筋群に痛みが出ていると考えられます。

原因はアップ不足による、血流切り替えが不十分なことが考えられます。

安静時のゆるやかな呼吸からランニングの速い呼吸の切り替えるタイミングが早すぎたことが考えられます。

安静時の副交感神経優位の時は、身体は安静状態で省エネになっており血管は拡張しています。ランニングなど活発に身体を動かす場合は、交感神経が優位になって血管は収縮します。多くの血液を早く全身に巡らせるためです。この自律神経の切り替えもスムーズにできていないことが考えられます。

ウォーミングアップの詳しい説明

 
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初心者でもなく、アップ不足でも無い場合、練習後半やレース中盤などに起こる場合

これがなかなか判断が難しいパターンです。部位は、横隔膜でもなく胃や腸ではありません。

腹の内部に起こる痛みでピンポイントにどことは言いにくい部位です。おそらく胃の周辺です。

走る振動で肝臓が腹腔内で揺らされてしまうことが原因と考えられます。

肝臓は重い臓器です。肝臓が大きく揺れることで横隔膜が引っ張られて脾臓が収縮してしまうそうです。

これがきっかけで、脾臓内に貯蔵されている血液を全身に送り出す働きが起こります。

胃も強く振られます。さらに激しく走っていることで体幹に力が加わりますので腹圧が高まった状態が維持されます。胃への血流が阻害されます。送られるはずの血液の循環が悪くなるため腹痛(胃の周辺)が起こると考えられます。

解決策は、走るスピードを落として腹圧を下げることだと考えられます。もしくは走るのを一旦やめることです。

フルマラソンやトライアスロンなどの長丁場であれば、一度止まって痛みが和らいでから再スタートしても、その後復調することができればタイムロスは少なくて済むかもしれません。

しかし、駅伝やロードレースでこの症状になってしまうと大ブレーキになってしまいます。

確実な予防法は、私は現在のところわかりません。

 
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ここからは私の予想と推測
〜発汗による身体の水分バランスの崩れが原因になることがあるのでは?〜

走ることに充分慣れているベテランでもなる可能性はあると思います。私はランニング歴25年以上ですがなったことはありません。個人差もあると思います。

私の教え子の5000m14’45″の選手は、何年かに一度の割合ですが駅伝やハーフのロードレースでなっています。彼の経験的では10km以上の距離で起こります。

発汗による身体の水分バランスの変化も影響していることが考えられます。駅伝では給水はありませんし、ハーフのロードレースでもタイムロスになるので給水は取らないそうです。

主に冬場や春先の低い気温時のレースですが、発汗は必ずあります。

人間の身体は約70%が水分です。そのうち3%損失するだけでパフォーマンスは低下すると言われています。体重60kgなら約43リットルが水分で約126mlが3%です。小さいコーヒー缶の半分です。呼吸でも水分は僅かですが減っています。

高強度運動時に、水分が損失して強度を落とさずに運動を続けることでどこかにボロがでてしまうのだと考えられます。ミネラルバランスの崩れが先に影響すれば筋肉の痙攣や脱力、エネルギー代謝不良が起こり、パフォーマンスが低下します。これらが重なって腹痛となっているのでは無いかと推測します。

このような理由で、私はこれも原因のひとつではないかと考えています。解決策は適度な給水を取ることとミネラル分も補給することです。

以上はあくまでも予想で私の考えです。

アスリートに必要なミネラル

水分とミネラルの損失分を補わないとパフォーマンスが低下する説明”

 
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参考になる外部サイト

ランニング中の腹痛の原因
(財)協栄生命健康事業団

http://www.e-clinician.net/vol47/no493/pdf/sp_493_18.pdf

 
 

まとめ

ランニングはシンプルな運動、動作ですが私はたちの身体は複雑です。

運動生理学、医学の基礎的知識は陸上競技や持久系のスポーツを探求する上で必要不可欠になってきます。

日々勉強です。

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中長距離ランナーの科学的トレーニング


元800m世界記録セバスチャンコーのコーチである父親が書いた本です。日本語に訳されています。かなり深い内容が広く説明されています。

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ランニングフォーム

★ランニングフォームに関する悩みQ&A★

ランニングフォームはランナーにとって永遠の課題です。

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年齢、体型、筋力、スピードタイプ、持久力タイプなどの持ち味によって、その人に合うフォームは違うと思います。

しかし、速い選手にはいくつかの共通点があります。

遅い人にもいくつかの共通点があります。

自分のランニングフォームの動画と自分のイメージを比べてみて、イメージと実際の動作のギャップを埋めることも大切です。

最も悪い点からひとつずつ直すように意識してください。一度にたくさんのポイントは意識できません。

ひとつ悪い点を直すと、関連して他も良くなる場合もあります。

jogの時からフォームをきちんと意識しましょう!

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フォームの悩み

ランニングフォームにはどんなタイプ、種類がありますか?

前ももとふくらはぎがすごく疲れます。良くないフォームですか?

脚が流れています。ピッチを速くできません。どうしたら直せますか?

脚が流れているけど速い選手がいますが何故速く走れるのですか?

腰が落ちて膝が曲がった状態で接地していると言われます。どうすれば直せますか?

腕振りがカタイと言われますがどうすれば直りますか?

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フォームが左右対称ではありません。右と左手の腕振りが違います。直すべきですか?

顎を引けと言われますがそれで良いのですか?

フォームの意識は骨と筋肉のどちらですべきですか?

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無駄な上下動、上に跳ぶ走りになっていめす。どうやったら直せますか?

ラストスパートをかける時のフォームの意識はどのようにすれば良いですか?

初心者向けの基礎的なQ&Aは
↓↓↓
こちら

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ランニングフォーム

無駄な上下動が多いランニングフォームの原因と改善


ピョンピョン跳んで走るフォームです。見た目は躍動感があって速そうですが、長続きしません。結果的に効率的に速く走れません。

 
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跳んでしまう原因

もも上げ、膝を高く上げる動作を意識している。

地面を真下に強く蹴っている。

上に弾むように意識している。

大きなストライドで走ろうとしている。

大きくはこんな感じだと思います。

 
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跳ばないようにするためには

ももを高く上げない。

膝は進行方向に水平に飛ばすイメージで。

地面を強く蹴らない。

地面からの反発を受けて、足首を伸展させすぎずに跳ね返すイメージで。

足首の伸展とは、地面を蹴り込む動作で足首が伸びることです。足首を完全に固定させる訳ではなく、少しは伸展しますが【強く蹴り過ぎない】ということです。

真上に跳ぶのでは無く、進行方向斜め上に引っ張られて移動する意識です。

ストライドを伸ばし過ぎずに、ほんの少し狭めてピッチを速めにしてリズミカルに走る意識を持つと良いです。

 
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フォームを修正しながら走る練習

レースのスピード感でフォーム修正を試みる場合は、100mを反復する練習がやりやすいと思います。

方法は、ペースを決めて100mを反復します。
5000m→3000m→1500m→800m→400m→全力加速走

冬は長距離ペース、シーズン中はトップスピードまで上げるとさらに実戦的なものになります。初めは長距離ペースからやるとやりやすいです。遅いので意識しやすいです。

具体的な練習方法の説明
 
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フォーム矯正に効果的なジャンプ系補強

跳ばないようにしたいのに、ジャンプするの?と思うでしょうが、大切な要素があります。

縄跳びやハードルジャンプなどのプライオメトリック、瞬発的な動作ですが、非効率的なフォームを矯正できます。

連続ジャンプする時に、【足首を軽くブロックする必要がある】ので、走る時に足首が伸展し過ぎないように意識する動作につながります。

ジャンプ系補強の説明

 
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まとめ
〜ランニングフォームのいくつかのタイプ〜

フォアフット走法バネタイプ
筋力重視パワータイプ
ナンバ走り的な身体操作

接地方法
つま先、踵、フラット

自分に合ったフォームを考えることが大切です。

ハイレベルな選手は、みんなつま先接地をしているように見えます。速くなればなるほど無駄な動作が削ぎ落とされてくるので、接地している時間も短くなります。

発展途上の選手は、フラット気味の接地が無難だと思います。

真似をする、やってみることはとても大切なことです。しかし、フォアフットを真似して怪我をしないように充分気をつけてください。

色々なランニングフォームの説明

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栄養

発汗によるミネラル分損失を補いミネラルバランスを維持するためには?


長時間の練習や湿度が高い梅雨、真夏の練習などで発汗量が多い時は、パフォーマンス低下させないようにミネラルバランスを保つことが大切です。

五大栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルです。

その内、たんぱく質は練習直後のプロテインで、エネルギー源の炭水化物は食事で摂ることを意識する人は多いと思います。

ミネラル自体にはほとんどカロリーはありません。エネルギー源にもなりませんが、身体のバランスを整えるという大切な役割があります。ミネラルバランスが崩れると、痙攣しやすくなったりエネルギーを効率的に使えなくなり、エネルギー切れのような状態になってしまいます。

 
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電解質とは?

電解質とは、細胞内液や血漿などの体液に溶けた状態で存在しているミネラルイオンのことです。体内の水分量やpHバランスを保ち、神経伝達や筋肉の運動に関わっています。

 
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ミネラル分を補給、ミネラルバランスを維持するためには?

炭水化物などのエネルギーだけでなく、電解質を含む飲み物を摂取する必要があります。

市販品では、アクエリアス、ポカリスエットにも電解質は含まれていますが、経口補水液のOS-1が理想的です。値段も割高ですが。また、溶かすタイプで電解質タブレットもあります。トライアスロンなどの競技では自転車のボトルにこれを溶かし入れることは常識になっています。

陸上競技では競技時間が短いため、電解質バランスを意識することは教えられることは少ないと思います。確かに、レース自体では必要ないことですが、夏場などの長時間の練習時や1日何本も走る大会では必要な知識になってきます。

 
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飲み物の濃さがポイント

【アイソトニック飲料】
身体の浸透圧と同じ濃度に調整してある飲み物

【ハイポトニック飲料】
身体の浸透圧よりも薄めで調整してある飲み物

結論は、ハイポトニックを飲むことです。夏場などの発汗量が多い時期だとアイソトニック飲料を飲んだ場合、先に水分を吸収してしまい濃度が濃くなってしまいます。ですので、あらかじめ薄めに調整した濃度がちょうど良いのです。

市販のポカリスエットやアクエリアスは水で薄めればOKです。

 
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まとめ

昭和の時代は水を飲むな!なんて指導があったそうです。信じられない低レベルな指導ですね。何の根拠もない単なる根性練習です。ガマンが美徳だったのでしょう。

根性は必要ですが、意味のないガマンをさせる根拠のない練習は時間の無駄です。やらない方がましです。

根拠に基づいた理論的なトレーニングを積み重ねることが大切です。指導する監督やコーチはこれらの知識があって当然ですが、選手も言われたことをやるだけではなく、自主的にわからない言葉を調べたり関連する知識を増やしておくことはとても大切なことです。

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練習の考え方, 部活動論

中学、高校の陸上部を引退した選手たちへ

結論、陸上競技に引退はありません!!

学校の【部活動】としての陸上部は引退したかもしれません。しかし、長い人生の中で走ることを楽しむことは辞めてしまう必要はありません。楽しみ方は人それぞれです。

これからも競技として取り組む人、大会には出なくても走ることを楽しむ人、時々ロードレースに出ようと考えている人など様々でしょう。
 
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引退した次の春からまた再開するかもしれない人

次の春に高校生として、大学生として、または社会人として再びトラックやロードレースのスタートラインに立って全力疾走することになるかもしれません。

また走ろうか迷っている人、陸上は辞めて他のスポーツをするつもりの人、また走るつもりの人等それぞれの想いがあると思います。いずれにせよ来年の春まで全く運動自体を止めてしまうことは避けるべきです。

 
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完全に運動を引退するつもりの人へ

運動自体をしないつもりでも健康維持のためには適度な運動はするべきです。

日本では生活習慣病が死因の多くを占めています。生活習慣病の原因は運動不足です。積み重なった運動不足による悪い影響がメタボ、糖尿病、高血圧を引き起こします。

若い時に一生懸命運動をしてもその後完全に止めてしまったら生活習慣病の道へまっしぐらです。健康を維持するためにも適度な運動習慣は持ちたいものです。

さて、ここからが本題です。

どんな運度をどれくらいの頻度でやっておけば良いかをアドバイスします。何段階かのレベルに応じてメニューを紹介します。

①陸上部に所属、トラック競技に取り組む人

②また走ろうかどうか迷っている人

③陸上部には入らず、他のスポーツをするつもりの人

④健康維持の軽い運度
 
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①陸上部に所属、トラック競技に取り組む人
②また走ろうかどうか迷っている人

走るペースの目安は心拍%でしめしています。こちらの一覧表を参考にしてください。

【週に3回運度パターン】
月休み
火基本jog3〜6km(心拍70%)、流し×3〜5
水休み
木速めjog3〜6km(心拍70%→80%)、流し×3〜5
金休み
土jog1km(心拍70%)、流し100m×10、jog1kmダウン
日休み

【週に4回運動パターン】
月休み
火速めjog3〜6km(心拍70%→80%)、流し×3〜5
水休み
木速めjog3〜6km(心拍70%→80%)、流し×3〜5
金休み
土基本jog3〜6km(心拍70%)、流し×3〜5
日jog1km(心拍70%)、流し100m×10または1km×1(気持ちよく)、jog1kmダウン

月休み
火基本jog3〜6km(心拍70%)、流し×3〜5
水jog1km(心拍70%)、1km×1(気持ちよく)、jog1kmダウン
木休み
金基本jog3〜6km(心拍70%)、流し×3〜5
土jog1km(心拍70%)、流し100m×10、jog1kmダウン
日休み

レベル別心拍数一覧表

基本的には2日に1回で超回復のサイクルを意識して走る日を決めれば良いです。2日続ける場合は、軽め→少し上げる→休む(回復日)というように組み合わせれば良いです。
 
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③陸上部には入らず、他のスポーツをするつもりの人

【週に3回運動パターン】
月休み
火基本jog3〜6km(心拍70%)、流し×3〜5
水休み
木jog2km(心拍70%)、縄跳び2分×3、jog1kmダウン

土jog2km(心拍70%)、100m流し×10、jog1kmダウン
日休み

【週に4回運動パターン】
月休み
火基本jog3〜6km(心拍70%)、流し×3〜5
水jog1km(心拍70%)、縄跳び2分×3、jog1kmダウン
木休み
金基本jog3〜6km(心拍70%)、流し×3〜5
土jog1km(心拍70%)、100m流し×10、jog1kmダウン
日休み

レベル別心拍数一覧表

陸上以外のスポーツで何をするかわかりませんが、瞬発的な要素が強いなら縄跳びをやっておけば良いと思います。流し100mを複数本やることで走る筋トレになります。jogだけでは筋力が落ちます。次にやりたいスポーツに合わせてアレンジしてください。

 
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④健康維持の軽い運度

【週に3回運動パターン】

火jog3〜6km(心拍60〜70%)、流し×3〜5

木jog3〜6km(心拍60〜70%)、流し×3〜5

土jog3〜6km(心拍60〜70%)、流し×3〜5

レベル別心拍数一覧表

2日に1回運動するパターンが最小限だと思います。超回復のサイクルです。流しは筋力維持程度です。気持ちよく走れば良いです。jogだけでは筋力は落ちます。

 
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まとめ

運動をやめてしまう人へ。

学生時代に陸上部で学んだことから完全に離れてしまうよりも、最低限は健康維持することで経験を活かすことができれば良いのではないでしょうか?

陸上を続けようか迷っている人へ。

3日に1回は走って最低限の身体の状態をキープした方が良いです。完全に運動をやめてしまうと、また走ろうと決めた時にゼロからトレーニングをしなくてはなりません。かなり出遅れることは間違いありません。受験勉強をしながらでも1日20分程度の隙間時間で走れば良いです。勉強で疲れた身体にも適度な良い刺激になります。

帰宅してすぐ走り、その後入浴、食事という流れをつくるのも方法です。自分の生活スタイルの中で隙間時間は必ずあります。それを使って少し走るだけです。

陸上を続けることを決めている人へ

できる限り今のトレーニングを続けることが理想です。受験生は勉強時間との兼ね合いです。勉強優先、隙間時間で少し練習する習慣をつくることが大切です。

文武両道、自己管理能力、計画性です。どのようにバランスをとるかは自分次第です。

勉強9:運動1だとしても何もやらないよりははるかに良いです。数ヶ月経つと体力レベルは天と地の差が生まれます。

最後に繰り返しますが、陸上競技に引退はありません。

生活環境の変化に合わせて、どのような形で運動習慣をつくれるかを常に考えましょう。

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天候と体調, 気象、雨、低気圧

湿度が高いことによるヒスタミンの分泌とスムーズな血流の阻害

ヒスタミンとは?

肥満細胞で生成され,生体組織に広く分布している活性アミンです。通常は肥満細胞内で不活性状態にありますが、外傷や熱傷などの物理的侵襲や、薬物などの化学的侵襲によって活性化します。

アミンとは、生体内ではホルモンや神経伝達物質として多く存在するものです。

 
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気圧とヒスタミンの関係

昔から季節の変わり目や天気が悪くなると神経痛など体調を崩すと言われています。天候、気象と体調の因果関係とメカニズムは徐々に解明されてきています。
大きな要因となるものは、気圧の変化が副交感神経と交感神経に大きく影響するということです。
天気が崩れる時は気圧が低下し、その時人間の体内ではヒスタミンという物質の分泌が増えることがわかってきました。
ヒスタミンは、アレルギー体質を過剰に反応させます。天候が良い時は何ともない人でも天候が崩れるとアレルギー反応がでやすいのはこのためです。
また、ヒスタミンには血管を拡張させ血圧を急に下げる作用があります。血管の拡張は副交感神経(リラックス、休息)の作用ですが、ヒスタミンは交感神経を刺激するという働きもあります。このように自律神経の働きを狂わせてしまう訳です。
交感神経は、血管を収縮させる作用があり、神経を過敏にさせる働きもあることから、痛みを強く感じることにつながります。
また、気圧が下がることにより、身体の内圧が高まります。身体各部が大気を押し返す力が強くなり、体が少し膨張します。これがむくみです。
身体の内圧が高まることにより、神経が骨や関節などの組織に圧迫され、その圧迫が激しくなるために痛みが増してしまいます。身体に悪い部位があるとその痛みが増してしまいます。
また、内圧が高まりむくむことで水分代謝の流れが悪くなり血中乳酸の除去が遅くなります。これが疲れが取れにくい原因となります。
 
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湿度と血行の関係

さらに、雨が降ると湿度が上がりますが、湿度が上昇すると発汗がスムーズに行われなくなり、身体の水分代謝を滞らせる原因になります。それで体がむくみやすくなり、血行も悪くなり疲労物質の除去が遅くなってしまいます。
 
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まとめ

天候、季節と体調の変化を知っておくことで対処方法も具体的にわかります。

入念なウォーミングアップ、きちんとクーリングダウンをすることが大切だと思います。

メイン練習だけにとらわれると思わぬところで体調維持に失敗することがあります。メイン練習を支えているのは、日常生活、アップ、ダウン、食事、睡眠などの他の時間であることも意識しましょう。

季節の変わり目や悪天候が身体に与える他の影響
低気圧と酸素濃度低下

低気圧が自律神経に与える影響
 
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よくある質問Q&A, 人気記事

よくある質問Q&A


LSD、ロングスローディスタンスをすれば速くなれますか?

貧血だと何故ダメなんですか?

速くなりたい時は練習量を増やせば良いですか?筋肉痛でも全力で走れば速くなりますか?
 
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よくある質問で多いのが練習量を増やせば速くなれますか?という内容です。LSDで長い距離を走ることで練習量を増やそうとしている人もいます。どちらも答えは、『いいえ』です。

量は質を生みません。
質は量を生みます。

ある程度の練習量は当然必要ですが、遅い人ほど走る距離は短く済ませるべきです。実力に応じた、必要最小限の練習メニューが重要です。
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ウォーミングアップの方法を教えてください。

クーリングダウンは何分すれば良いですか?

ハードルジャンプや縄跳びなどの運動はどんな効果がありますか?

朝練はするべきですか?

ラストスパートでいつも抜かれてしまいます。どうすれば良いですか?

スピードが得意ですけど持久力がありません。どんな練習をすれば良いですか?

脚が流れているとよく言われます。どうやったら直せますか?
 

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天候と体調, 気象、雨、低気圧, 運動生理学

梅雨時期に不調になりやすい原因②副交感神経が優位になりやすい気候


梅雨の不調原因で低気圧による酸素濃度低下は先の記事で紹介しました。

梅雨時期に不調になりやすい原因①低気圧で酸素濃度が低下

今回は、さらにその影響を受けて起こる身体の反応と対処方法を紹介します。

 
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なぜ副交感神経が優位になりやすいのか?

交感神経と副交感神経の働きは、ストレッチの記事で紹介していますので知らない方は確認してください。

低気圧は空気中の酸素濃度を低下させます。10hPaあたり約1%酸素濃度が低下します。

酸素濃度が低下すると、身体は防御反応で身体を少しでも休めて酸素消費を少なくする方向に働き、副交感神経が優位になります。

 
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副交感神経が優位になりやすい低気圧時の対処方法

ウォーミングアップを入念なにすることです。運動時は、交感神経が優位になってくれないと身体は動きにくいです。

晴天時=高気圧時は交感神経が優位になりやすく身体は動きやすいですが、低気圧時は晴天時よりもアップをしっかりする必要があります。

晴れの日と雨の日で同じアップでは不十分だということです。

 
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雨天時のウォーミングアップの注意点

雨天時は湿度が高くなります。汗をかきやすい気象です。すぐに汗ばむので、身体が温まったと勘違いしやすいです。

特に、ウインドブレーカーを着ると発汗量が増えます。それと同時にミネラル分も汗で損失してしまいます。

ミネラルについての説明はこちら
ナトリウム(塩分)、カリウム、マグネシウムなとは特に重要なミネラルで、不足すると筋肉の収縮と弛緩を阻害して痙攣を起こしやすくなります。また、エネルギー供給系も働きにくくなってしまいます。エネルギーが体内にあるのにエネルギーとして使われなくなってしまいます。身体が動きにくくなる=遅くなる、という事です。

汗を多くかきそうな日は、意識してミネラル分を含むスポーツドリンクやサプリメントを摂る必要があります。陸上競技の大会では、1日に何本もレースを走る場合があります。予選は動いたけど、2本目は身体が動かない場合はミネラル分のバランスが崩れてパフォーマンスが低下したことも原因のひとつとして考えられます。

これらの理由で、汗を無駄にかかない工夫や発汗量に応じたミネラル分の補給、ミネラルバランスの維持を考慮しなくてはなりません。

 
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まとめ

陸上競技は自分の身体だけで勝負する非常にシビアなスポーツです。

気象の変化と身体に及ぼす影響、身体の生理的反応をきちんと知ることで、具体的にやるべき行動が見えてきます。

知識は自分を救います。

また、雨の日は服装に気をくばることでかなり快適になります。知識と物の準備をすることでレースや練習でのパフォーマンスは変わります。

雨天時の服装について

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天候と体調, 気象、雨、低気圧, 運動生理学

梅雨時期に不調になりやすい原因①低気圧による酸素濃度低下

梅雨と気圧

梅雨は梅雨前線により低気圧が上空に停滞します。日本の平均気圧は1013hPaですが、低気圧時は1000hPaを下回る気圧になることもあります。台風時は950hPaを記録したこともあります。

 
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気圧が身体に与える影響

気圧が10hPa低下すると空気中の酸素濃度が約1%低下します。低気圧では約20hPa低下→約2%酸素濃度が低下することがあります。

酸素濃度が約2%低下すると、その分持久力が落ちると考えられます。極端な例ですが、低気圧では約60hPa気圧が低下→約6%酸素濃度が低下すると考えられます。

 
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気圧低下による酸素濃度低下でタイムが遅くなるのか?

種目によって受ける影響は異なると考えられます。これは、距離(全力での運動時間)によってエネルギー供給系が異なるためです。エネルギー供給系の説明

有酸素運動:無酸素運動の比率は、おおまかに以下のとおりです。
800m40:60
1500m60:40
5000m95:5

それぞれの有酸素運動の比率分が酸素濃度低下の2%だけタイムが遅くなるのではないかと、私は予想します。

ですので、800mよりも5000mの方が影響を受けやすいと思います。距離が長いことだけではなく、有酸素運動の比率も多いからです。

天気が悪いと記録が落ちがちですが、あまり影響を受けない選手もいると思います。

雨だからダメだ!と決めつけないで、以前より力がついていればベストと同じくらいで走れるはずだ、などと前向きに考えることができれば良いと思います。

 
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低気圧時は無謀なハイペースでレース展開をしない方が良い

天候が悪い時は、入りのハイペースを控えて、無難なペース配分をすることが最終的には好結果に結びつくと考えられます。

ラストスパート=無酸素運動をしっかりかけることができれば、タイム損失は最小限に抑えることができるのではないでしょうか。

記録会や着順争いをする大会ではレース展開やレースの目標も異なります。

自分の実力、目標、そのレースの位置付けをよく考えて、レースの作戦を立てれば良いと思います。

 
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まとめ

日々の練習時から天気予報を確認して、低気圧と練習タイムに変化を感じるのであれば、走った感覚を練習日誌に書くなどして残してておくと良いでしょう。なんか今日は調子がいまいちだな。で終わらせないことです。

低気圧が身体に及ぼす影響は他にもあります。

低気圧は身体の内圧を高めるので疲労が抜けにくい。

低気圧による酸素濃度低下は身体の自律神経の働きにも影響する。

走るだけではなく、知識を深めることもパフォーマンスを高めるためには必要だと思います。

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練習の考え方, 練習ペース

男子800m選手2’05″をクリアするための条件

800m2’05″を切るために、必要な他の種目の実力は?

一概には言えません。
個人の持ち味があって、得意な距離や能力があります。陸上競技は、その一番得意な能力を専門種目にしていると言えるでしょう。

それでは次に、得意分野について考えてみます。

瞬発力が得意な人、持久力が得意な人、その中間の人

言い方を変えると、
短距離タイプ
中距離タイプ
長距離タイプ
の3分類です。

400〜5000m記録相関表

短距離と中距離の間、また中距離と長距離の間の人も当然います。私たち人間は機械ではありませんので、無段階に持ち味があります。

自分が何の力が得意なのか、また苦手なのかを自分で把握することが大切です。

簡単に説明するために3タイプで話を進めます。

 
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タイプ別で見た、他の種目で必要な記録

タイプ別の記録一覧表
この表から、各タイプ800m2’05″0の隣の記録を以下に抜き出しました。

短距離タイプ
400m53″9
1500m4’35”
3000m10’12”
5000m18’07”

中距離タイプ
400m55″1
1500m4’22”
3000m9’41”
5000m16’40”

長距離タイプ
400m55″3
1500m4’07”
3000m9’05”
5000m15’37”

長距離タイプの選手は、800mよりも1500mを専門にしており時々スピード練習として800mに出る程度の人が多いと思います。

ですので、800mをメインに考えている選手は短距離タイプか中距離タイプの人だと思います。
 
 

400m53″9〜55″1が必要なスピード

100mあたり13″4〜13″7を維持しなければならないスピードです。

この練習を参考にして、まずは100mでそのスピードを如何にラクに、無駄な力を入れずに走り続けるかを研究してください。
100mを反復する基礎的なスピードトレーニング

その次のステップが、
200m×3本×2set
設定は27″0切り
つなぎは100m歩き約2′
set間10’rest
各setで意識するイメージ
①前半の200m入り速め
②中間の200m一定ペース
③後半200mラストスパート

仕上げの練習が、
レペティション300m×2〜3本(15’rest)
設定13″4ペース=40″2なので40″0切り
導入当初や疲労度合いによっては2本
①400mの入り、スパート無し
②中間走、コーナー直線コーナー、スパート無し
③ラスト300m、直線コーナー直線、スパートする!
 
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800m2’05″を切るための練習

インターバル200m×5本×2set
設定31″2(2’05″ペース)
つなぎjog200m90″
set間10’restまたはjog600m4’30”
800mのレースのどこかの部分をイメージしながら走ります。入り、前半、中間、後半、ラスト等

インターバル300m×3本×2set
設定46″後半
つなぎjog100m45″
set間10’rest
上の200×5×2をより実戦的にしたものです。休憩が短く、一度に走る距離が長いので3本目はレースに近い感覚になります。
入り、中間、ラストをイメージします。

切り替え走300m×5〜8本
設定、入り200m32″0+ラスト100m15″切り
つなぎ300m歩き約5′
レースのラスト300mをイメージしたものです。中だるみして32″かかる想定からラスト100mで切り替え、スパートする感覚を掴みます。

レペティション
400m×3(15’rest)
設定
①800mの一周目より少し速め。
②それより速く
③全力
最初は2本から行います。ペースを遅くして3本やるより、速い2本の方が効果的です。3本目は入りから突っ込んで、中間疾走を上手く走り、ラストスパートまでしっかりして出し切ります。

セット走(600m+300m)×2set
設定1’33″0、jog200m90″、32″0+14″台
set間15′
600mはレースの入り〜600m通過をイメージ
つなぎは400トラックの場合は600m地点から50m進み、水濠で折り返して150m戻り、1500mのスタート位置から300mを走ります。ラストの300mは切り替え走でスパートします。

レペティション600m+400m+300m
設定1’33″、58″、41″を目標
800mレースペース、後はそれ以上で。
回復時間15’rest
 
 

1500m4’22〜4’35が必要なスピード持久力

インターバルなどで目指すペースはこれです。レースペースです。

スピードタイプ〜中間タイプ
100m17″4〜18″3
200m34″9〜36″6
300m52″4〜54″9
400m69″8〜73″2
1000m2’55″〜3’03”

練習メニュー
インターバル300m×5×3
設定タイム52″〜54″
つなぎjog100m(インターバル走るタイムと同じ約50″)
set間10’restまたはjog700m約6′
①②一定ペースでリズミカルに。
③3本まで一定、ラスト2本上げる-3″目標

レペティション
1000m+600m+300m(15’rest)
①1000mは1500mのペース前後
②600mは800mのペース1’33″目標
③300mは全力、400mのペース40″前後目標
このメニューは、1500m、800m、400mのスピードが全て入っています。
1本目は、余力を残したリラックスした走りを。
2本目は、予選の疲れがある決勝レースの入りをイメージして。
3本目は、スピード持久力のトレーニングであり、疲れがある中でも気持ちを切らさずに最後まで走りきる心の強さも試されます。
 
 

3000m10’12〜9’41が必要な持久力

レースペース=インターバル練習での設定ペース
スピードタイプ〜中間タイプ
400m81″6〜77″4
1000m3’24″〜3’13”

インターバル400m×10本
設定81″〜77″
つなぎjog200m(インターバルで走ったタイムの2倍約2’40”)
力みの無いリズミカルな走りを。
800mのために、必ず必要な練習ではありません。秋冬の駅伝シーズンにやれば良い練習です。
また、トラックシーズンでもバランス良くトレーニングしたいと考える場合は、この様なメニューになるという参考にしてください。

レペティション1000m×3(15’rest)
①3000mのペースより5″〜7″速く
3’05スパート無し
②3’00スパート無し
③2’55スパート有り!
1500mより遅いペース、3000mより速いペース
この練習をしておくことで、3000mを走る時のゆとりが生まれます。

この練習も800m対策ではありません。
冬季練習や駅伝の時期にやれば良い練習です。
練習メニューのバリエーションとして参考にしてください。
 
 

一週間全体のメニュー

練習メニュー検索をして確認してください。
中学生は現在の3000mのタイムで、高校生以上は5000mのタイムで選択してください。

基本的な持久力を強化する練習は、800mのタイムから算出するのでは無く、持久力の能力を現す3000mまたは5000mを基準にします。

jogやペース走は、総走行距離の大半を占める大切な基礎トレーニングです。

自分のレベルに合ったペースで、適度な距離をコツコツと練習しましょう。

無理に距離を伸ばしたりすると、極度な疲労で練習の流れもおかしくなります。膝などの怪我のリスクも高まるので、無理な走行距離を走る練習はやめておきましょう。

練習メニュー検索で自分に合ったメニューを確認する。
 
 

怪我の予防

怪我は予防して、練習を中断しないことが一番です。もし、怪我をしてしまった場合は、焦って練習を再開して再発しないように、充分注意してください。諦めてはいけません!!リハビリやその時にやれることをしっかりやっていれば道は開けます。

しやすい怪我と対処

 


 

この練習をこなせば800m2’05″が切れるのか?

そういう話ではありません。2’10″の選手がここで紹介したペース設定でメニューをこなせば力がついてきて、2’05″前後で走る力がつくと思います。

しかし、かけ離れた記録(2’20″など)の選手はこのメニューをこなすことはできません。背伸びし過ぎです。今の実力に合ったメニューをこなしていくことで、少しずつ力がついてくるものです。

高すぎる目標や設定タイムでは好結果は生まれにくいです。目の前の達成できそうな小目標を決めて、それを達成し続けてください。いきなり飛躍は難しいです。

例えば、800mなら
2’10→2’08
2’08→2’06
2’06→2’04
2’04→2’02
2’02→2’00
そして1分台
と言った具合です。

800mで2″0縮めるためには、400m1″0、200m0″5、100m0″25です。

100mあたり約50歩で走っているので、1歩あたり0.005秒の短縮になります。1歩あたりのこんな僅かな時間の積み重ねが800mで2秒になるのです。

効率的なフォームがいかに大事かわかると思います。

キツイ練習をすれば速くなる、という訳ではありません。キツくてメチャクチャなフォームでもがいているようではタイムは出ません。逆に遅くなります。
 
 

まとめ

一番大切なのは、レースペースの練習です。記録会や小さな大会に出ることが最も効果的な練習になると思います。きちんと練習を積んできて、最高のフォームで最高のイメージを持って、最高の精神状態でスタートラインに立つことが大事です。

スピード練習は絶対に必要です!

練習では、インターバルレペティションでレースを分割したイメージをしっかり持って、ペース感覚やリズム感、後半の乳酸が溜まってからの身体の感覚を何度も体験しておきます。

レースを想定した走るイメージトレーニング

レースやタイムトライアルで、それをつなげて走ります。

レースを走ると、良かった点、悪かった点が分かります。

それをまた次の練習に取り入れて、どんどん自分なりの意識付けを加えて行くことが大切です。

狙った大会や一発本番だけはやめた方が良いです。何度か記録会で自分のレース展開を試しておくべきです。

一人でも多くの選手が、自己ベストを更新できることを願っています。

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メンタルトレーニング

自信とは自分を信じること、自分をコントロールする考え方

大会前は不安になるものです。

良い結果が出せるだろうか?
上手く走れるだろうか?
当日に体調を合わせられるだろうか?
強い選手がたくさんいるだろうか?
天候などのコンディションは良いだろうか?

 
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不安要素を書き出してみる

上のようになるべく簡潔に不安要素を箇条書きに書き出します。

不安要素は、二種類に分けることができます。

【自分の力で変えられること】
【自分の力では変えられないこと】

この二種類です。

 
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自分の力で変えられることだけに集中して、良い方向に変える

【自分の今と未来】
体調を整える。
物の準備を事前にする。
レースのイメージをつくる。
大会までにできる練習をきちんとする。
その日、自分の全力を出し切ることだけを考える。

 
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自分の力では変えられないことは受け入れる

無視する訳ではありません。
変えられない現実を変えようとする努力は無駄です。その努力を他に向けるべきです。

【自分以外の人、気象、大会日程など、過去】
天候、気温
大会のレベル
ライバル選手
他の強い選手
大会日程、タイムテーブル
すでにしている怪我
それまでの練習内容

 
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これまで積み上げてきた練習と結果は何よりも自信になる

その為には、実践的な内容の練習をしておくことが必要です。

具体的には、レペティションやレースより短い距離のTTです。レースの通過タイムよりも何秒も速く走っておくことで心理的なゆとりも生まれます。例えば800mのためには400mや600mです。1500mのためには1000mや1200mです。

練習日誌にきちんと記録しておくことで読み返すことができますし、自分のレベルアップや体調の波を目で確認することができます。

逆に、悪い場合も確認できてしまう訳ですが、それはそれで現実ですので受け入れるべき要素になります。体調が良くないなりに走りをまとめる方法を考えれば良いです。オーバーペースを防いだり、ペース配分を考え直すことです。

練習日誌は、定期的に読み返して練習の流れと体調の変化を把握する必要があります。定期的に読み返すことでトレーニングプランの修正も可能になります。

練習日誌を読み返して不安を自信に変える

 
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監督やコーチ、ライバル、好きな人からの一言が気持ちを変えることがある

もしチームに所属していて、そのチームに監督やコーチが素晴らしい指導者なら選手は幸運です。個人に合ったアドバイスをくれるでしょうし、大会前に背中を押してくれる効果的な一言をくれるかもしれません。

しかし、良い指導者ではないならあてにしない方が賢明です。自分の力で何とかするべきです。

私は、記録会スタート直前にライバルから一言声をかけられて、気合いが入り自己ベストが出たことがあります。そのライバルもベストを出しました。

「記録会だから、お互い積極的に行こう!」

ゴール後もお互いの走りを称え合い、レース中のかけひきや前に出たタイミング、抜き返されたタイミング、スパートの切り替えができた、体が動かなかったなど話も盛り上がりました。そして、その後の大会での再度対戦を約束したものです。

その後、数年間に渡りライバル関係は続きました。1人で練習をしていた私にとって大きな目標となる選手でした。彼は現在、強豪校でコーチをしています。

若い選手なら、好きな人に「がんばって!」とひとこと言われるだけでがんばれてしまうものです。私も26歳の頃、1000mTTをする時に好意を持っていた女子選手が「タイム測ってあげましょうか?」と申し出てくれました。2’31″で走れました。大学時代のベストが2’30″でそれに匹敵する記録でした。あの時はまさにこの力を感じました。

 
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まとめ

自信を持ってスタートラインに立つことは、良い走りをするためにとても重要なことです。

自分自身がやってきた練習があるから自分の力を信じられるようになります。

また、自信を持つことの他にレースに臨むためには、気持ち、意気込み、気合いも大切です。自分の力を引き出すための起爆剤です。

陸上競技では、無い実力は出ません。自分の力より高いレベルの走りは絶対にできません。まぐれはありません。自分の力を出し切ることも難しいものです。だからこそ、自分の力を出し切ることに集中することが大切なのです。

自分を信じて、やってきた練習の動作をリラックスして再現することです。

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部活動論

真剣に努力すること、努力から得られる仲間、達成感、感動

才能と努力

才能あり、努力する①
才能あり、努力なし②
才能なし、努力する③
才能なし、努力なし④

今回は、言葉のかけ算からの話です。

過去記事でいくつか言葉のかけ算をしてパフォーマンス改善方法を紹介しました。

新しい話、【才能】と【努力】です。

①才能あり、努力する
断然に強いです。当面この人に叶うのは同様の①の人だけです。

②才能あり、努力なし
中学生では通用しても高校生になると通用しなくなるでしょう。そして、陸上部を辞めるパターンになりやすいです。

③才能なし、努力する
最も多くの選手のことです。私は間違いなく③です。足は遅いですが、自分なりの勉強、研究と努力だけは続けています。場合によっては①の選手に勝てるかもしれません。

④才能なし、努力なし
陸上部にも入らないでしょう。ごく普通のランニングをしない人です。目標がないから努力する必要性もありません。何も罪なことではありません。もし、陸上部に所属していて④なら最悪です。周りに迷惑をかけるので退部するか、気持ちを改めるべきです。
 
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才能とは?

遺伝的な体格、運動能力、親御さんの特性を受け継いだ運動特性(瞬発力、持久力)

何も練習しなくても走るのが速い人はいます。天性のセンスです。
 
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努力のきっかけとは?

努力とは、意志を持って継続する行動です。目標が努力する意志を生みます。

学生なら、興味があるから陸上部に入ります。社会人ならクラブチームに入ったり、マラソン大会にエントリーしてみようと考えます。

一度レースに出たら目標記録が明確になります。自己ベストを更新することが当面の目標記録になります。

また、身近な先輩や同期がライバルになることもあります。練習で競り合ったり切磋琢磨しながら自分の持ち味に気付きます。

大会に出るようになると順位の欲が出てきます。予選通過するための戦術や駆け引きを意識するようになります。漠然と全力で走るだけでは物足りなくなってきます。技術的な目標ができます。

このように、誰も最初から明確な目標が、あって真っ直ぐ努力している訳ではありません。

学生なら毎日の部活動、社会人なら週末のクラブチーム練習会などでチームメイトに感化されることもあります。

仲間の存在が原動力になることもあります。リレーや駅伝がそうです。

このように努力するきっかけはたくさんあります。速い、遅いは関係ありません。

個人として自分のためにどうしたいのか?が大切です。自分はどうなりたいのか?その姿を明確にイメージできればできるほどがんばれます。

 
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学生の部活動の意義

根気
何かに真剣に打ち込むことで根気を養います。

忍耐力
上手くいかなくても投げ出さない忍耐力が身につきます。

問題意識
自分の行動に間違ったことは無いか?失敗から学ぶことで問題意識を高めます。

目的意識
目標を明確に持つことでその為の行動が決まり、日常生活の中でやるべきことが明確になります。

組織の一員
先輩、後輩、顧問との関係から友達同士の関係からは学ぶことができない小さな社会を経験することができます。

仲間との絆
部活動を通して友達ではない仲間になります。年齢や性別を越えた仲間はかけがえのない宝物になります。

健康の大切さを知る
元気に走れるのは健康だからです。病気や怪我をした時に初めて健康のありがたみを知ります。

感謝
支えてくれている家族、仲間、先生への感謝の気持ちが持てるようになると人間として大きく成長できたと言えるでしょう。ライバルの存在に感謝することもあるでしょう。

達成感
何かひとつ成し遂げるということは中高生たちの今後の人生において大きな意味を持ちます。

競技成績が悪いから部活を辞めろ!と言う顧問はいかがなものかと思います。
過去記事で質問を受けた学生の話を書いています。
スポーツ特待生で入学した場合は話は別ですが。

 
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まとめ

このように、大会で優勝したり全国大会で活躍するだけが部活動の目的ではありません。陸上競技の技術的なこと以外にも多くのことを学び感じます。大会の結果は良いに越したことはありませんが、真剣に取り組むからこそ得られることは大きいです。

才能があって努力しない人は、周りから【勿体無い】と言われることでしょう。しかし、本人は何とも思っていません。だって興味が無いのですから。

何かに【興味がある】ということは素晴らしいことです。

若い選手は、興味がある陸上競技を思い切りがんばることです!楽しみながら!それが未来の自分のためになるはずです!

若くない社会人アスリート、市民ランナーは、興味を持ったランニングやトライアスロンを一生懸命に取り組むことです。同じ志を持った仲間との出会いは、仕事だけの人間関係になりがちな人の輪を大きく広げてくれます!

【興味と努力】、これらがある生活はとても楽しいものです。娯楽では得られない【感動】を得ることができます。

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練習の考え方, 練習ペース

男子800m選手の壁2’00″00突破の条件と練習方法


800m2’00″00を突破するために、必要な他の種目の実力は?

一概には言えません。
個人の持ち味があって、得意な距離や能力があります。陸上競技は、その一番得意な能力を専門種目にしていると言えるでしょう。

それでは次に、得意分野について考えてみます。

瞬発力が得意な人、持久力が得意な人、その中間の人

言い方を変えると、
短距離タイプ
中距離タイプ
長距離タイプ
の3分類です。

400〜5000m記録相関表

短距離と中距離の間、また中距離と長距離の間の人も当然います。私たち人間は機械ではありませんので、無段階に持ち味があります。

自分が何の力が得意なのか、また苦手なのかを自分で把握することが大切です。

簡単に説明するために3タイプで話を進めます。

 
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タイプ別で見た、他の種目で必要な記録

タイプ別の記録一覧表
この表から、各タイプ800m2’00″の隣の記録を以下に抜き出しました。

短距離タイプ
400m51″7
1500m4’24”
3000m9’48”
5000m17’24”

中距離タイプ
400m52″9
1500m4’12″0
3000m9’18”
5000m16’00”

長距離タイプ
400m53″1
1500m3’57”
3000m8’43”
5000m15’00”

長距離タイプの選手は、800mよりも1500mを専門にしており時々スピード練習として800mに出る程度の人が多いと思います。

ですので、800mをメインに考えて2分を切ろうと考える選手は短距離タイプか中距離タイプの人だと思います。
 
 

400m51″7〜52″9が必要なスピード

100mあたり12″9〜13″2を維持しなければならないスピードです。

この練習を参考にして、まずは100mでそのスピードを如何にラクに、無駄な力を入れずに走り続けるかを研究してください。
100mを反復する基礎的なスピードトレーニング

その次のステップが、
200m×3本×2set
設定は26″0切り
つなぎは100m歩き約2′
set間10’rest
各setで意識するイメージ
①前半の200m入り速め
②中間の200m一定ペース
③後半200mラストスパート

仕上げの練習が、
レペティション300m×2〜3本(15’rest)
設定12″9ペース=38″7
導入当初や疲労度合いによっては2本
①400mの入り、スパート無し
②中間走、コーナー直線コーナー、スパート無し
③ラスト300m、直線コーナー直線、スパートする!
 
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800m2’00″00を切るための練習

インターバル200m×5本×2set
設定29″台後半
つなぎjog200m90″
set間10’restまたはjog600m4’30”
800mのレースのどこかの部分をイメージしながら走ります。入り、前半、中間、後半、ラスト等

インターバル300m×3本×2set
設定44″台後半
つなぎjog100m45″
set間10’rest
上の200×5×2をより実戦的にしたものです。休憩が短く、一度に走る距離が長いので3本目はレースに近い感覚になります。
入り、中間、ラストをイメージします。

切り替え走300m×5〜8本
設定、入り200m31″0+ラスト100m14″前半
つなぎ300m歩き約5′
レースのラスト300mをイメージしたものです。中だるみして31″かかる想定からラスト100mで切り替え、スパートする感覚を掴みます。

レペティション
400m×3(15’rest)
設定
①800mの一周目より少し速め。
②それより速く
③全力
最初は2本から行います。ペースを遅くして3本やるより、速い2本の方が効果的です。3本目は入りから突っ込んで、中間疾走を上手く走り、ラストスパートまでしっかりして出し切ります。

セット走(600m+300m)×2set
設定1’29″0、jog200m90″、31″+14″台
set間15′
600mはレースの入り〜600m通過をイメージ
つなぎは400トラックの場合は600m地点から50m進み、水濠で折り返して150m戻り、1500mのスタート位置から300mを走ります。ラストの300mは切り替え走でスパートします。

レペティション600m+400m+300m
設定1’29″、57″、39″を目標
800mレースペース、後はそれ以上で。
回復時間15’rest
 
 

1500m4’12〜4’24が必要なスピード持久力

インターバルなどで目指すペースはこれです。レースペースです。

スピードタイプ〜中間タイプ
100m16″8〜17″6
200m33″6〜35″2
300m50″4〜52″8
400m67″2〜70″4
1000m2’48″〜2’56”

練習メニュー
インターバル300m×5×3
設定タイム〜
つなぎjog100m(インターバル走るタイムと同じ約50″)
set間10’restまたはjog700m約6′
①②一定ペースでリズミカルに。
③3本まで一定、ラスト2本上げる-3″目標

レペティション
1000m+600m+300m(15’rest)
①1000mは1500mのペース前後
②600mは800mのペース1’29″0目標
③300mは全力、400mのペース39″0前後目標
このメニューは、1500m、800m、400mのスピードが全て入っています。
1本目は、余力を残したリラックスした走りを。
2本目は、予選の疲れがある決勝レースの入りをイメージして。
3本目は、スピード持久力のトレーニングであり、疲れがある中でも気持ちを切らさずに最後まで走りきる心の強さも試されます。
 
 

3000m9’18″〜9’48″が必要な持久力

レースペース=インターバル練習での設定ペース
スピードタイプ〜中間タイプ
400m74″4〜88″4
1000m3’06″〜3’18”

インターバル400m×10本
設定〜
つなぎjog200m(インターバルで走ったタイムの2倍約2’30”)
力みの無いリズミカルな走りを。
800mのために、必ず必要な練習ではありません。秋冬の駅伝シーズンにやれば良い練習です。
また、トラックシーズンでもバランス良くトレーニングしたいと考える場合は、この様なメニューになるという参考にしてください。

レペティション1000m×3(15’rest)
①3000mのペースより5″〜7″速く
3’00スパート無し
②3’00スパート無し
③2’55スパート有り!
1500mより遅いペース、3000mより速いペース
この練習をしておくことで、3000mを走る時のゆとりが生まれます。

この練習も800m対策ではありません。
冬季練習や駅伝の時期にやれば良い練習です。
練習メニューのバリエーションとして参考にしてください。
 
 

一週間全体のメニュー

練習メニュー検索をして確認してください。
中学生は現在の3000mのタイムで、高校生以上は5000mのタイムで選択してください。

基本的な持久力を強化する練習は、800mのタイムから算出するのでは無く、持久力の能力を現す3000mまたは5000mを基準にします。

jogやペース走は、総走行距離の大半を占める大切な基礎トレーニングです。

自分のレベルに合ったペースで、適度な距離をコツコツと練習しましょう。

無理に距離を伸ばしたりすると、極度な疲労で練習の流れもおかしくなります。膝などの怪我のリスクも高まるので、無理な走行距離を走る練習はやめておきましょう。

練習メニュー検索で自分に合ったメニューを確認する。
 
 

怪我の予防

怪我は予防して、練習を中断しないことが一番です。もし、怪我をしてしまった場合は、焦って練習を再開して再発しないように、充分注意してください。諦めてはいけません!!リハビリやその時にやれることをしっかりやっていれば道は開けます。

しやすい怪我と対処

 


 

この練習をこなせば800m1分台が出せるのか?

そういう話ではありません。2’03″〜2’00の選手がここで紹介したペース設定でメニューをこなせば力がついてきて、1分台で走る力がつくと思います。

こちらも参考にしてください。
800m1分台目前の選手へのアドバイス

しかし、かけ離れた記録(2’10など)の選手はこのメニューをこなすことはできません。背伸びし過ぎです。今の実力に合ったメニューをこなしていくことで、少しずつ力がついてくるものです。

高すぎる目標や設定タイムでは好結果は生まれにくいです。目の前の達成できそうな小目標を決めて、それを達成し続けてください。いきなり飛躍は難しいです。

例えば、800mなら
2’10→2’08
2’08→2’06
2’06→2’04
2’04→2’02
2’02→2’00
と言った具合です。

800mで2″0縮めるためには、400m1″0、200m0″5、100m0″25です。

100mあたり約50歩で走っているので、1歩あたり0.005秒の短縮になります。1歩あたりのこんな僅かな時間の積み重ねが800mで2秒になるのです。

効率的なフォームがいかに大事かわかると思います。

キツイ練習をすれば速くなる、という訳ではありません。キツくてメチャクチャなフォームでもがいているようではタイムは出ません。逆に遅くなります。
 
 

まとめ

一番大切なのは、レースペースの練習です。記録会や小さな大会に出ることが最も効果的な練習になると思います。きちんと練習を積んできて、最高のフォームで最高のイメージを持って、最高の精神状態でスタートラインに立つことが大事です。

スピード練習は絶対に必要です!

練習では、インターバルレペティションでレースを分割したイメージをしっかり持って、ペース感覚やリズム感、後半の乳酸が溜まってからの身体の感覚を何度も体験しておきます。

レースを想定した走るイメージトレーニング

レースやタイムトライアルで、それをつなげて走ります。

レースを走ると、良かった点、悪かった点が分かります。

それをまた次の練習に取り入れて、どんどん自分なりの意識付けを加えて行くことが大切です。

狙った大会や一発本番だけはやめた方が良いです。何度か記録会で自分のレース展開を試しておくべきです。

一人でも多くの選手が、全国のスタートラインに立てるように、また自己ベストを更新できることを願っています。

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メンタルトレーニング

色彩とメンタルの関係


色が心に与える影響

みなさんは何色が好きですか?
私は黄緑色が好きです。

また、強豪校のユニフォームやジャージを見ただけで、着ている選手が強そうに見えることってありませんか?これは色の問題ではなくて、そのチームが出してきた結果が印象付けた思い込みです。

今回は、心理的な思い込みと色が人に与える影響を上手く捉えて利用する方法を考えてみます。
 
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寒色は落ち着き、暖色は興奮

寒色とは、青や緑系の色です。
暖色とは、赤や黄色系の色です。

落ち着くということは、副交感神経が優位になることです。

興奮するとは、交感神経が優位になるということです。

交感神経と副交感神経の切り替えを、アップとストレッチですることは過去記事で紹介しています。また、睡眠にも関わっています。

ウォーミングアップ

クーリングダウン

賢いストレッチ

アスリートと睡眠

 
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暖色、寒色以外の色

黒と白
白は明るいイメージ=純真無垢、晴れやかで明るい清楚な印象です。

黒は暗いイメージ=落ち着き、無、悪役の印象です。

 
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色の活用

ポイント練習、高強度トレーニングの日は、暖色系を身につけると興奮状態になりやすく、前向きな心構えで練習に臨めます。

回復練習や休養の日は、寒色系を身につけると落ち着いた心理状態になりやすくリラックスできます。

 
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揃いのジャージ、ユニフォームなどで団結力を高める

強豪校であれば、先輩達の伝統と自分達の責任を感じることでしょう。

強豪校以外でも、統一されたデザインのものはチームとしての一体感が出ます。同じユニフォームを着ているだけで親近感が湧きます。仲間意識が芽生えやすくなります。チームで一丸となって団結力を高めたい時は全員で揃えるべきです。

自分たちだけでいるときはあまり感じませんが、他のチームが何チームもいる大会などの場所では特に仲間意識が強まります。

自分のチームと同じ色合いのユニフォームを見ただけで、どこの学校が気になりますし親近感も湧いてくるものです。

これらは、色の条件よりも思い込みが作用しています。

ジャージの他に、揃えたTシャツでも同様の効果が期待できます。同じタイミングで着るには事前の打ち合わせが必要になります。

 
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大事なポイント練習で大会用ユニフォームを着る

大事なポイント練習で、大会用のユニフォームを着ることは、気合を入れて気持ちを高める効果があります。

毎回着ていると、特別感が薄れるので頻度を考えて着る必要があります。

 
 

サングラスの活用、色で脳を錯覚させる

中高生はサングラスをして練習したりレースにでることは無いと思いますので、大学生や社会人向けです。

レンズには可視透過率があり、10%では太陽光をほとんど遮断、90%ではかなり明るいレンズになります。何種類か揃えておくと使い分けができます。

装着した時、視界に色がかかるタイプのレンズがあります。暖色系と寒色系です。

暖色系レンズは、秋冬の低温時に暖かく感じます。夏など暑い時にかけると余計に暑く感じるので避けるべきです。

寒色系レンズは、夏など暑い時期に視覚的に涼しさを感じさせてくれます。

練習、レース時の気温に応じて使い分けることをおすすめします。

個人的な話ですが、私はグレー系の可視透過率60%程度の明るめのレンズを好んで使っています。視界の色が変わらないタイプです。トンネル内もそのまま見えるくらいです。オークリーの偏光ミラーレンズです。

余談ですが、普通レンズ、偏光レンズ、ミラーレンズ、調光レンズなどたくさんの種類があります。私は全て持っていますが、日常の練習でいつも使っているのは先に紹介したものです。

調光レンズは、秋冬のバイク通勤時に。
暖色系レンズは、真冬で天気が良い寒い日に。
寒色系レンズは、猛暑日の練習やトライアスロンのレースに。

完全な大人の楽しみです。

現在、学生のみなさんも大人になればまた違った楽しみもでてきます。余談でした。
 
 

まとめ

練習メニューを組み立てる知識やランニングフォームの技術、運動生理学などの要素以外にもパフォーマンスを向上させる効果がある要素があります。

今回は、色と揃えたユニフォームなどを紹介しました。

学生は、部活動に所属しないと大会に出られない規定になっているので、必ず揃えたユニフォームがあると思います。チームメイトがいることは素晴らしいことです。

同じ時代に同じ場所で育ち、同じ部活動に所属しています。人類70億人近くいる中で出逢った貴重な仲間です。

仲間と切磋琢磨できる環境こそが、パフォーマンスを向上させるもうひとつの要素になります。若い時に出逢った仲間との想い出は生涯色あせないものとなるはずです。

自分なりの、金色に輝く結果を出せるように今をがんばってください!!

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練習の考え方, 練習ペース

女子1500m5’00″0突破への道


女子1500m5’00″を突破するために、必要な他の種目の実力は?

個人の持ち味があって、得意な距離や能力がありますので、一概には言えません。

スピードが得意なタイプであれば、800m2’16″台
短い距離が苦手なタイプ(持久力タイプ)であれば800m2’32″くらいだと思います。持ちスピードの幅はこれだけあると思います。

3000mであれば、11’05″前後の持久力は必要だと思います。持久力が得意なタイプであれば10’59″くらいの力はあるでしょう。

それでは次に、得意分野について考えてみます。

瞬発力が得意な人、持久力が得意な人、その中間の人

言い方を変えると、
短距離タイプ
中距離タイプ
長距離タイプ
の3分類です。

短距離と中距離の間、また中距離と長距離の間の人も当然います。私たち人間は機械ではありませんので、無段階に持ち味があります。

1500mに出る選手は、中距離タイプか長距離タイプが主だと思います。短距離タイプの人は400mや800mを専門にするでしょう。

記録相関表を参考にしてください。

自分が何の力が得意なのか、また苦手なのかを自分で把握することが大切です。

簡単に説明するために3タイプで話を進めます。

 
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タイプ別で見た、他の種目で必要な記録

記録相関表から、各タイプ1500m5’00″の隣の記録を以下に抜き出しました。

スピードタイプ(瞬発力)
400m58″台
800m2’16”
3000m11’07

中間タイプ
400m63″台
800m2’23”
3000m11’05”

持久力タイプ
400m67″前後
800m2’32”
3000m10’59”

瞬発力タイプの人は1500mを専門にしないと考えて、以下は中間タイプと持久力タイプで話を進めます。

 
 

800m2’16〜2’23が必要なスピード持久力

100mあたり17″0〜17″後半が維持しなければならないスピードです。

この練習を参考にして、まずは100mでそのスピードを如何にラクに、無駄な力を入れずに走り続けるかを研究してください。

800mのレーススピードを反復するメニューを参考にしてください。
100mを反復する基礎的なスピードトレーニング

その次のステップが、
200m×5本×2set
設定は34″0〜35″台
つなぎはjog200m100″
set間10’restまたはjog600m5’00”
淡々と一定ペースでリズミカルに走れるように、前半突っ込んだり後半上げたりしません。2set目の最後2本はトレーニング効果を高めるために、ラストスパートします。

 
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1500m5’00″を切るための練習

1500m5’00″は100m20″0ペースです。

インターバル300m×5本×3set
設定59″台
つなぎjog100m60″
set間10’restまたはjog700m7′
1500mのレースのどこかの部分をイメージしながら走ります。入り、前半、中間、後半、ラスト等

インターバルとレペの間
400m×5〜6本
設定79″台
つなぎ400m歩き6′
1500m5’00″より少しだけ速いペース。
実戦的なスピードを力まずに、リラックスしたスピードを出せるように。つなぎはレペよりも短くインターバルより長い設定です。
入り、中間、ラストをイメージします。
最後の1、2本は入り100mを抑えてラスト300mで切り替えてスパートします。

レペティション800m×3
設定2’39″(1500mのレースペース)
15’rest
①入り800mをイメージ、1500mスタート地点から。スパート無し
②中間800mをイメージ、ゴールラインからスタートして300m〜1100mをイメージする。スパート無し
③後半800mをイメージ、ゴールラインからスタートして700m〜1500m区間をイメージ。スパート有り!

レペティション1000m+600m+300m
設定3’19″(79″台)、1’56″(77″台)、50″を目標
1500mレースペース、後はそれ以上で。
回復時間15’rest
1本目はレースペースの確認
2、3本目は、スピード持久力のトレーニングであり、疲れがある中でも気持ちを切らさずに最後まで走りきる心の強さも試されます。
 
 

3000m11’05″前後が必要な持久力

レースペースは
400m88″0
1000m3’40″0(11’00″ペース)

インターバル400m×10本
設定88″0
つなぎjog200m(インターバルで走ったタイム約1’30”)
力みの無いリズミカルな走りを。
1500mのために、必ず必要な練習ではありません。秋冬の駅伝シーズンにやれば良い練習です。
トラックシーズンでもバランス良くトレーニングしたいと考えるなら参考にしてください。

レペティション1000m×3(15’rest)
①3000mのペースより5″〜7″速く3’35″スパート無し
②3’30″切り、スパート無し
③3’25″スパート有り!
1500mより遅いペース、3000mより速いペース
この練習をしておくことで、3000mを走る時のゆとりが生まれます。

この練習も1500m対策ではありません。
冬季練習や駅伝の時期にやれば良い練習です。
練習メニューのバリエーションとして参考にしてください。
 
 

ATペース走

AT(有酸素運動と無酸素運動の境目)でのペース走は1500mだけでなく中長距離種目のレベルアップのためには絶対に必要でとても大切な練習です。週に2回はやっておきたい練習です。

中学生であれば、全中に出るレベルでも合計10000m以下で、2回に分割して走れば効果的です。

長くて5000m×2、4000m×2、3000m×3、6000m×1等、ペースをATより少し速くするなら分割して、少し遅くするなら長めに走っても良いです。

自分のATペースは、練習メニュー検索で確認してください。
 
 

一週間全体のメニュー

練習メニュー検索で、現在の3000mのタイムを基準にして選択してください。

基本的な持久力を強化する練習は、1500mのタイムから算出するのでは無く、持久力の能力を現す3000mを基準にします。

jogやペース走は、総走行距離の大半を占める大切な基礎トレーニングです。

自分のレベルに合ったペースで、適度な距離をコツコツと練習しましょう。

無理に距離を伸ばしたりすると、極度な疲労で練習の流れもおかしくなります。膝などの怪我のリスクも高まるので、無理な走行距離を走る練習はやめておきましょう。

練習メニュー検索で自分に合ったメニューを確認する。

怪我は予防して、練習を中断しないことが一番です。もし、怪我をしてしまった場合は、焦って練習を再開して再発しないように、充分注意してください。諦めてはいけません!!リハビリやその時にやれることをしっかりやっていれば道は開けます。

しやすい怪我と対処

 


 

貧血の予防、改善

もし現段階で、頻繁に立ちくらみしたり、貧血気味の人は早く治すべきです。

中長距離選手は、ランニングの接地衝撃によって、足裏毛細血管内でヘモグロビンが壊れてしまう溶血になりやすいです。

現在貧血気味じゃない人も食生活にも気を配り貧血を予防しましょう!特に女子選手は貧血になりやすいです。

中でも思春期の中学生と高校生はダイエットをしたくなる時期でもあります。やせたい一心で食事を疎かにすると、必要な栄養素が足りなくなり体調を崩す原因になってしまいます。食事は三食きちんと食べましょう。やせたいなら夜のお菓子をまずやめるべきです。完全にやめることがストレスなら、まずはお菓子を減らすことからやってください。

スルメはおすすめです!太りませんし、しばらく噛んでいられるので満足します。しかも、美味しいです。

持久系アスリートの貧血について
 
 

まとめ

一番大切なのは、レースペースの練習です。記録会や小さな大会に出ることが最も効果的な練習になると思います。

練習では、インターバルやレペティションでレースを分割したイメージをしっかり持つことが大切です。また、ペース感覚やリズム感、乳酸が溜まってからのキツイ場面での感覚を体験しておく必要があります。

レースを想定した走るイメージトレーニング

レースやタイムトライアルで、それをつなげて走ります。

レースを走ると、良かった点、悪かった点が分かります。

それをまた次の練習に取り入れて、どんどん自分なりの意識付けを加えて行くことが大切です。

一発本番だけはやめた方が良いです。何度か記録会で自分のレース展開を試しておくべきです。

一人でも多くの選手が、自己ベストを更新して【自己最高の自分】になれることを願っています。

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練習の考え方, 運動生理学

超回復のサイクル


超回復のサイクルの基本

超回復のサイクルは通常48時間〜72時間で起こります。2日か3日ということです。

超回復とは、トレーニング前の元の状態よりもレベルアップして回復することです。
 
 

超回復のサイクルを1週間や1ヶ月の練習メニューに組み込んで考える

トレーニングでは超回復を狙って、ポイント練習や回復練習を組み合わせます。毎日ポイント練習を行うことはこれに反しています。

高強度のトレーニングなら3日周期で、高強度トレーニングでも量を抑えれば2日サイクルで行います。また、やや強度を落とした高中程度のトレーニングも2日周期で良いです。
 
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回復したかどうかの判断基準

主観的な判断では、筋肉痛が無くなったかどうかです。

客観的な判断としては、毎朝起床直後に心拍数を計測して記録し続けている人なら心拍数の変化で判断することができます。疲労状態では心拍数は高く、疲労が無い時は下がります。

心肺機能のトレーニング適応によっても起床時心拍数は低下します。
 
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心肺機能の回復

感覚的に、筋肉の修復よりも速く回復します。骨格筋の修復がされていれば呼吸筋は問題ありません。持久力の維持をするために、強度が高いトレーニングをする日以外も、適度な有酸素運動をする必要があります。それが、心拍70%の基本jogであったり心拍60〜65%の回復jogです。

心拍数をトレーニングに活用するための知識

 
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まとめ

超回復のサイクルを意識したトレーニング計画を立てることで、オーバートレーニングを未然に防ぎます。

トレーニング計画の立て方

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