練習の考え方

陸上競技をがんばりたい高校生へ(高校生とありますが、それ以外の方は大会の条件を自分なりに変えて考えてみてください)


高校生活3年間は意外と短い

高校での陸上競技生活は3年間あると思ったら大間違いです。ちなみに1年間は52週間です。

1年時52週間
2年時52週間
3年時は、
18週目でインターハイ
38週目で全国高校駅伝

あなたはあと何週間後を目標にしていますか?
具体的に考えてみてください。

目標は人それぞれ違います。
県大会出場、県大会入賞、ブロック大会出場、インターハイ出場、入賞等

目標とする大会によって開催時期も異なり、目標までの具体的な期間も変わって来ます。
 
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都道府県高校総体は意外と早い時期

インターハイの前に、都道府県高校総体は学年が変わって7週間くらいです。新入生からすれば入学して7週間です。高校受験を終えてすぐに準備に取り掛からないと、1年の春から活躍することはできません。先を見て行動できる人だけにチャンスがあると言うことです。

また、ケガで練習を中断することが、どれだけもったいないことかわかるはずです。毎日のセルフケアをしっかりしましょう。

アイシング、マッサージ、ストレッチ、自宅で自分でできることは必ずあります。

毎日をどのように過ごすかで、数週間後の自分が変わってきます。
 
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密度の濃い一週間の繰り返しが自分を高みへ連れて行ってくれます。

毎日の積み重ねが一週間になり、それを52週間繰り返したら1年になります。

きちんと年間計画を立てましょう!

1年は52週間、年間計画の立て方
 
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強くなるためにはどうすれば良いのか?

知識や経験がまだ無い時期は、誰もが漠然とこう考えるものです。

必要なことを具体的に説明しますので、こちらをご覧ください。

速くなるため、強くなるためにやるべきこと
 
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まとめ

陸上競技は日常の生活習慣、態度が競技結果に現れやすい競技です。

本当に自分の能力を伸ばしたかったら、部活動の練習だけではなく、他の時間も1日24時間全てが陸上競技のためにあると考えて、行動する必要があります。

やればやった分だけ全てが結果となってかえってきます。それが面白いところです。

高校生は親御さんの支えがあって学校に通うことができて、陸上競技をさせてもらえています。

そのことを忘れずに、感謝の気持ちをしっかり持って、一歩一歩大切に走ってください。

子どもの自己ベストや良い結果は、親御さんは本人以上に喜んでくれると思います。

陸上競技だけではなく、学校の勉強もしっかり両立することで時間を上手く使えるようになり、相乗効果が生まれるはずです。

陸上競技を通して最高の仲間にも出会えるでしょう。

最高の3年間にするためにも、怪我には十分すぎるほど気をつけてください。

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練習の考え方, 練習日誌

練習してると自分では思っているけど、なかなか速くならない人の共通点と改善方法


ひとつでも当てはまるものがあれば改めましょう

的外れな練習が多い

回復日をつくる概念が無い

練習にメリハリをつけていない

やるべき時にポイント練習やらない

遅いjogばかりしている

ポイント練習ばかりしている

タイムを測っていない

練習日誌を書いていない

自己管理ができない

練習メニューの予定、計画を立てていない

自分の考えが無い

一貫した練習にならない

練習に流れがない

顧問の言いなり

自分に足りないものが何か具体的にわからない

すぐ人に答えを求める

自己解決力不足

自分から勉強しない

ケガをしてもすぐ走ろうとする

痛みがあってもごまかして練習する

セフルケアを怠っている

食事をいい加減にしている

睡眠を削ってまで他のことをしている

自分の体重に無頓着

自分が本当にやるべきことが何かを理解していない
 
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では、強い選手とはどういう行動をしているのか?

上に紹介したことを全て逆で書いてみます。

的を得た練習をしている(個別性、自覚性の原則)

回復日をつくり疲労のコントロールをしている。

練習にメリハリをつけている。

やるべき時にポイント練習をやっている。(超回復のサイクル)

遅いjogは一切せず、自分に合ったペースのjogを行っている。(個別性の原則)

バランスの良い練習メニューを行っている。(全面性の原則)

タイムをきちんと測っている。(自覚性の原則)

練習日誌をきちんと書いている。(継続性の原則)

自己管理能力が高い。

練習メニューの予定、計画を立てている。

自分の考えを明確に持っている。(自覚性の原則)

一貫した練習を継続して行っている。(継続性の原則、漸進性の原則)

練習に流れがある。

顧問の言いなりにならず、きちんと話し合い自分のやりたいことやるべきことを明確に伝え、顧問の考えにも聞く耳を持ち、折り合いをつけている。

自分に足りないものが何かを具体的に分かっている。(個別性の原則)

すぐ人に答えを求めずに自分で考える。

自己解決力がある。

自分からすすんで勉強する。(自覚性の原則)

ケガをした時は無理をして走ることはしない。

痛みがある時は無理をしない。

セフルケアをきちんと行っている。

食事をきちんと三食摂りサプリメントでも補っている。

睡眠時間をきちんと確保している。

体重管理をしっかりとしている。

自分が本当にやるべきことを理解している。(自覚性の原則)
 
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まとめ

いかがでしたか?
トレーニングの五原則を全てのクリアしているのがお分かりいただけましたか?

トレーニングの五原則

自分に思い当たる節があるなら、ひとつずつ改善しましょう。

何から手をつけたら良いのか分からない人も多いと思いますが、一度自己分析して自分の長所や短所、伸ばすべきこと、改善すべきことを箇条書きに書き出してください。

作文のように、文章にしてはいけません。全てのことは繋がっていますので、次々と連なって最終的に何をどうしたら良いのかがわかりにくくなります。

箇条書きにすることで明確になります。

そして、直せるものから手をつけて改善しましょう。

競技力アップの糸口は色々なところにあります。日常生活を規則正しく送ることで、かなりクリアできるはずです。

項目は上に紹介したものだけではありません。自分なりに考えてみましょう。

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練習の考え方

オーバートレーニングになってないですか?


筋肉痛や疲れが4日経ってもなくならない人は危険

超回復のサイクルは通常48時間〜72時間で起こります。2日か3日ということですね。トレーニング前の元の状態よりもレベルアップして回復するのが超回復であり、トレーニングではそれを狙って、ポイント練習や回復練習を組み合わせます。

しかし、前回の高強度トレーニングから3日目でも筋肉痛がひどい、疲れがとれていない場合はオーバートレーニングのサインです。

適切は休養や軽めの練習で回復を促進することが早急に必要です。
 
 

調子が悪いからといって練習量を増やすのは間違い

余計に疲労が抜けにくくなり、動きが悪くなります。

調子が悪い時は、質はそのまま本数を減らして集中して練習を終えるべきです。走る感覚を維持しつつ疲労を抜くことです。

また、不調を持ち直すために、練習後にjogを追加することはやめるべきです。それは、単なる自己満足練習で終わります。
 
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練習日誌をさかのぼり不調の原因が何かを探る

フォーム、ピッチ、ストライド、疲労、足りない練習、やり過ぎている練習、必ず原因があるはずです。

毎日、練習日誌をつけていれば振り返ることで、体調、気持ち、練習内容の変化から不調の原因を探ることができます。

恥ずかしながら、私は練習をやり過ぎて体調を崩すことが時々あります。今でもです。仕事が忙しく、翌日からあまり練習できないから今日はしっかりやっておこう、と悪天候でも通常通りの練習をこなしたりすることで、その後の体調がおかしくなることがあります。ここがギリギリのラインです。ボーダーラインを超えてしまったのだと思います。多忙で睡眠時間も充分に確保できず、練習時間はなんとか確保したい、この葛藤の末にトレーニングを優先してしまい結果体調を崩す。後になって考えればあの時軽めに済ませておけば良かったな、と思うことがあります。

人へアドバイスすることはできても、自分のことは上手くいかないことが多いです。まだまだ自分に甘く、改善する余地があると思います。もっと客観的に冷静に自分を見る目をもたなくてはいけません。

一流のチーム、全国常連校に所属している選手は、トレーナーやコーチがいて適時アドバイスを受けることで、このようなミスは防いでいると思われます。

コーチがいない選手こそ、練習日誌をしっかりつけて自己管理しないと体調管理が難しくなります。唯一、自分を知る手がかりです。

練習日誌は自己管理の原点
 

 

オーバーストライドが不調の原因になっている場合

歩幅を伸ばし過ぎていることで、走り始めは速いですが、後半伸びずに落ちてしまう場合は確認しましょう。

好調なレース時の歩幅とピッチを動画で確認しておくことで、調べることが可能になります。

特に、レースペースで走る練習で有効な方法です。

jogやペース走では、調子が悪いと感じたら、気持ちピッチを速めにすることでリズムに乗れて調子を取り戻せることがあります。

ピッチとストライドをレース時と練習時に合わせる
 
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フォームの乱れが不調の原因になっている場合

フォームは人それぞれで、誰かの真似をしたからと言って上手くいくものではありません。自分の体型や体格、筋力等によって変わります。

好調な時に、フォームの何をどんなふうに意識しているのかを、自分の言葉でなるべく細かく練習日誌に書いておくことをおすすめします。

この、【自分の言葉で】というのが肝心です。自分なりの感覚や表現なら後で自分が見返した時にも理解できます。他人の言葉ではダメです。

以下に、いつくか項目に分けて書きますので参考にしてください。

姿勢はどこを意識しているのか?
背中、腰、肩甲骨、胸、頭、腹筋?

接地はどこから?
フラット、カカトの外側、小指側つま先寄り、母子球側つま先?

接地時の意識は?
強く蹴る?地面に足を置く?反発をもらう?

腕振りはどうやっているのか?
引く?前に出す?肘を内に入れる?外に出す?上腕の内旋外旋は?手の握りは?手首は?肘の角度は?肩甲骨は寄せるのか開くのか?

目線は?
なるべく遠く?目の前の選手?目の前の選手の肩越し?足元?

アゴは?
少し引く?少し出す?無意識?

膝は?
少し内に入れる?2軸の意識で真っ直ぐ出す?膝は高く上げない?水平に速く出す?

膝下は?
降り出す?降り出さない?垂直に地面に置くイメージ?

骨盤は?
無意識?強めの前傾?軽く前傾?腹筋を締めるイメージ?尻の穴を締めるイメージ?

肩甲骨と骨盤の連動は?
右と左でクロスのイメージ?同じ側で力の軸を感じるイメージ?

三大フォームの説明
 
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食事できちんと栄養はとれていますか?

過度なダイエットをしていませんか?
朝食を抜いていませんか?
お菓子をご飯代わりにしていませんか?

炭水化物、脂質、タンパク質は基本中の基本ですが、それ以外にもビタミンやミネラルも意識して摂りましょう。

特に、ミネラルは運動中の発汗でも損失するので、合宿などの長時間練習時は補給しながら運動しないとパフォーマンスを落とす原因になります。

アスリートに必要不可欠なミネラル
 
 

体重は増えすぎていませんか?

毎日体重計に乗ってない人は気づかないうちに体重が増えていることがあります。そして体重の増加が不調の原因になることもあり得ます。

特に女子は体重計に乗りたがらないものです。しかし、アスリートなら1日2回の体重計測を行いましょう。朝起きてすぐの体重と、練習後すぐの体重です。練習直後が難しければ自宅に帰った直後に測りましょう。

毎日計る習慣ができてくると、少し増えただけですぐに気づき、食べる量を少し抑えるだけですぐに戻すことができます。

中長距離選手の体重とBMI
 

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睡眠、休養は適切な時間を確保していますか?

やりたいこと、やらなければいけないことを優先して、休みを削っていませんか?

初めのうちは大丈夫かもしれませんが、そのうちガタが来てしまいます。そうなる前に計画的な休養、確実に睡眠時間は確保しましょう。寝不足感が無いように!個人差がありますが、私は7〜8時間は必要だと思います。。

完全休養日は、週に1日はつくりましょう。
 
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メニューに完全休養日とありますが、筋トレはして良いですか?

ダメです。

その発想がオーバートレーニングに陥る人の典型です。

計画的な休養が大事なトレーニングの一部だと言うことを理解していません。

休むから回復して、次の高強度なトレーニングができるのです。

完全休養日にやるべきことは、ストレッチやマッサージです。
 
 

まとめ

不調の原因は練習内容だけとは限りません。普段の生活リズムや日常のストレス、悩みも原因になるかもしれません。

何か変わったことがあれば練習日誌に一言でも書き加えておくと、後々役に立つかもしれません。

ちゃんとしたコーチがいない人は、自分自身で自分自身をコーチングしなくてはいけません。

自己管理がだんだんとできてくると競技力もそれに伴って向上してきます。

練習日誌をあまり細かくつけていない人は、この記事を読んだことをきっかけにもう少し細かく書いてみてはいかがでしょうか。

また、部活のチームメイトからの何気ない一言やアドバイスが不調から脱出するきっかけになることもあります。時には、気分転換に専門種目以外のブロックの練習に混じって走ってみるのも良いと思います。

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練習の考え方, 練習ペース

女子400m60″切るために必要なこと


タイプ別の無難なペース配分を考える

スピードタイプ
100m14″0
200m28″5(14″5)
300m43″5(15″0)→42″0前後TTで必要
400m59″5(16″0)

持久力タイプ
100m14″5
200m29″0(14″5)
300m44″0(15″0)→43″0前後TTで必要
400m59″5(15″5)

スピードタイプ、持久力タイプによって落ち率が変わって来ます。スピードタイプは落ち率が大きくなり、持久力タイプはイーブンに近くなります。

それぞれ、300mTTでは42″0〜43″0で走る力が必要になると思います。
 
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短距離種目ならではのスタブロを使ったスタート技術

短距離選手は当然慣れていますが、中距離選手が400mに出るときにネックになるのが、このスタブロです。

ぶっつけ本番は絶対良くありません。短距離選手に教えてもらって何度か練習をしておきましょう。300mのタイムトライアルもスタブロからスタートしたもの、加速走の300m両方計測しておくと参考になります。加速走の方が少し速くなります。

このスタブロ練習をしっかりしておくことで0″何秒か速くなり、60″0か59″9か結果が分かれる可能性があります。軽視せずに、慣れるように練習しておきましょう。
 
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中距離選手が短距離のスピードを身につける練習

100mを反復する練習です。加速走100mを目標とするレーススピードで走ります。

女子400m60″0切りが目標なら、14″5〜15″0のスピードを、いかに無駄な力を入れずにリラックスした省エネフォームで、スピードを出せるか、これを考えながら取り組んでください。

100m加速走の反復トレーニング

400m対策のメニューなら、
100m×4×2〜3set+300mTT
つなぎは120m歩き戻り
set間は10〜15′
 

 

まとめ

中距離や長距離選手でスピード練習をほとんどしない選手がいます。もともとスピードが得意なタイプの人ならセンスでいろいろな距離を走れてしまうタイプです。

逆に、スピードが苦手だからと言うことで長い距離の種目を選んでいる人でスピード練習をしない人がいます。このタイプの人は、苦手なスピード練習は週に1回やることで動きが変わってくると思います。

スピードが苦手な選手がやるべき練習

陸上競技はスタートラインからゴールラインまでのタイムを競うものなので、自分の得意なものを最大限に伸ばすことが1番の結果を残すための近道だと私は考えています。しかしながら、苦手分野を放っておくのではなく、苦手なところも改善するように努力をすることで記録はさらに向上するかもしれません。

自己ベスト更新、記録短縮のために考えられる方法を色々と試してみるのも陸上の醍醐味の1つだと思います。

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未分類, 部活動論

部活動の先生に、あと○ヶ月である記録を出さないと部活をクビにすると言われた話


twitterのDMから受けた相談から

クビにすると言われたことに対するクレーム相談ではなく、後○ヶ月である記録を出したいです。どうすれば良いですか?と言う相談でした。

私からすれば、その期間でその記録を更新することは厳しいと思いました。それができるなら、最初からその練習をすれば良いですし他のみんなもその練習をします。

陸上競技にそんな都合の良い練習があるはずがありません。

陸上競技は、とても地味な競技で毎日の地道な積み重ねをコツコツと、人知れず行うことで少しずつ自分の力をつけていくものです。

例えるならば、紙を1枚1枚積み重ねていく作業です。薄い紙も束になれば重くなりますし高く積み上がります。それを一度に高いところまで積み上げる分厚い紙があるのでしょうか?それはもう紙ではなく何か違う物体です。陸上競技のトレーニングで積み上げるものとは違います。それがドーピングなのかもしれませんね。
 
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公立高校と私立高校における活動の目的

公立高校は、学校教育の一環です。部活動を通じて先輩後輩の上下関係を学び、学生たちが共に汗を流し切磋琢磨することで、努力をすればその分の成果が得られることを経験し、自分の得て不得手やレベルを部活動という集団の中で感じ取り、集団の中での自分の位置づけや役割を体感することができます。

生徒に学んで欲しいのは、目標を明確に定めてその目標のために日々努力を積み重ねて、自分の実力を高めていく過程とその結果です。すべての人が自分の決めた目標を達成できるとは限りません。目標を高く設定しすぎた場合や自分の努力が足りなかった場合は目標を達成することはできません。そこで反省して次に活かすことも大切です。部活動はこれらを経験できるとても貴重な活動です。実際、社会人になったときに学生時代に部活動を一生懸命やっていた人と、そうでない人では社会人としてのスタートラインが違っています。何百人もの新卒者を新人研修で見てきた私の経験です。

私立学校の部活動の目的は、学校の売名行為であり宣伝です。言い方は少々キツイですが、これが学校側大人側の本当の理由です。多くの生徒を集めるためにはいくつもの部活動で、都道府県トップまたは全国常連を維持する活躍をする必要があります。学生側からすると、先の公立高校での部活動に求める内容を、部活動を通して経験することはできますが、私立と言う特性上、学費免除等の特待生で入学している生徒はそうではありません。学費免除の特待生は、結果が出せなければ学費免除を外されたり部活動をクビになることもあり得ます。商売とはそういうものです。お金にならない商品(学生)にお金を払う理由はありません。
 
 

公立高校と私立高校の部活動顧問の違い

公立高校の部活動の顧問はその学校の先生が担当します。法律による強制力はなく、ボランティア活動です。時給に換算すると約200円だそうです。公立高校の部活動は良い先生が顧問になるかどうか、転勤するかしないかは運です。学生が自分から選ぶことはできません。

一方、私立高校の部活動の顧問は、その学校の先生ではありますが、部活動の顧問を担当する前提で採用されている方が大半だと思います。少なくとも私の周りの私立高校の先生をしている友人•知人たちはそう言っています。彼らは、学生時代から全国大会で活躍していたレベルです。世界陸上や、オリンピックに出場経験のある先生方もいます。当然、その学校には都道府県内から強い選手たちが集まってきます。

母校の私立高校OBOGであることが多いですが、時々他の私立高校の先生になっている場合もあります。本当は自分の母校の先生になりたかったそうですが、先生の定員の問題で自分の入るポストがないとのことで、他の私立高校教員の採用試験を受験したと聞きました。当然、陸上部の顧問をすると言う前提での採用です。このあたりが公立高校と私立高校の先生の大きく違うところです。学生は先生を選ぶことができるのです。

部活動は、公立高校の先生は完全なボランティア、私立高校の先生は採用の条件に含まれる仕事としてやっているという違いがあります。私立高校の先生の給与は公にはされていませんが、そういった部活動の面倒を見ることも含まれた額になっていることが予想されます。
 
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学校に関する法律

学校教育法

文部科学省ホームページ、小中高等学校

一通り目を通しました。部活動に関する具体的な記述がありませんでした。学校教育法に部活動の記載がないと言う事はそれを噛み砕く訓令や達にその記載をすることができませんし、校則に部活動に関する記述を設けるとなると、その学校独自のものになります。顧問だけでなく、その学校に所属する先生全てが同じ認識になっているはずです。もちろん校長先生も。
 

 

部活動で一定のレベルに満たない生徒をクビにすることができるのか?

そのことが校則に明確に記載されているならば可能だと思います。そしてそのことは校長先生もご承知のはずです。

しかし、校則にそのような記述があるのでしょうか?おそらくないでしょう。そういったことを言っているのはその部活動の顧問の先生の独断だと考えられます。そのことを校長先生は把握していないと考えられます。そしてその事実を知った時、校長先生はどう思うのでしょうか?都道府県教育委員会はどのような見解を示すのでしょうか?

私の結論としては、中学生高校生の部活動においては一定のレベルに満たない生徒をクビにすることはできないと考えます。中学生は義務教育でありその義務教育の一環で行う部活動です。高校生は義務教育では無いにしろ教育の一環としての活動ですのでレベルに応じて切り捨てるような社会人的な発想はまだ早すぎると考えます。

もし、部活の顧問からクビの勧告を受けている生徒さんがいましたら、校長先生に相談してみてください。校長先生がどのようにおっしゃるか聞いてみてください。その上で都道府県の教育委員会に報告してみると良いでしょう。

都道府県の教育委員会は、先生方の集まりです。数年単位で人事異動をして教育現場と教育委員会の先生方を入れ替えています。教育委員会は、都道府県内の小中高校で均一な教育環境を整えて、問題や不具合を解決していく仕事をしています。いじめの調査や再発防止策を立案したりもします。

学生にとっては部活動はとても大きなウエイトを占める活動ですが、先生方や教育委員会からすれば、部活動は先生方の仕事ではなくボランティアなので微妙な位置付けにあります。部活動が学生に与える良い影響は認めているはずですが、現在の学校制度と上手く噛み合っていないのが現状だと思います。

 
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もしクビにすると言われた場合、自分の取り組み方は正しかったのか振り返ってください。

校長先生に相談する前に、ご自分の部活動に対する取り組み方は正しかったのかどうかも振り返ってみてください。部活動に参加しないことが多くなかったか?週に何回もサボっていなかったか?部活動中の練習に対する取り組み方は一生懸命やっていたか?これらに該当している場合は、先生に部活をやめなさいと言われてもそれはあなたの責任もあります。その場合は、あなたは部活動をやめさせられても文句を言える立場ではありません。一生懸命陸上競技に取り組んでいる人たちの中で、部活動をサボる人が一人でもいると目障りですし迷惑です。その様な人は、進んで部活動をやめるか、行動を改めるべきです。
 
 

まとめ

人間は一人一人の身体能力や学力が異なります。中学高校の部活動で、一定レベルに満たないことを理由に部活動をクビにする事はあってはならないことだと私は考えています。レベルが低い人にはどのような指導が合うのか、顧問やコーチはしっかりと考えてその人に合った運動処方をするべきです。レベルが低いなりにレベルが向上したときにその学生は充実感や達成感を覚えるでしょうし、それがきっかけになって自ら色々なことを学んだり取り組んだりする自主性が生まれるかもしれません。小さな成功体験をさせてあげることも部活動の大きな意義であると私は考えます。

社会に出れば、嫌でも能力によって仕事を解雇されたり仕事を与えられなかったりします。中学生高校生は、もう数年も経てば社会人になります。学生のうちは、広い心で子供たちを見守りチャンスを与えてあげることが大人の役割ではないでしょうか?

学校の先生の大半は、大学を卒業して数年のうちに教員採用試験に合格し正式に学校の先生になっています。1年目で合格する人はほんのわずかですが、1年目に不合格でも講師として働くことができます。講師としても部活動の顧問のサポートして活動もすることができます。と言う事は、学校の先生方は民間企業での仕事の経験がない方がほとんどです。自らの業績にノルマが課せられてノルマを達成しなかったときに給料を削られたり降格させられたりするということを経験していません。

そういった先生方は、社会は厳しいぞと言うことを言う資格はあまりないように思います。言えるのは、自分がやってきた先生の仕事のことだけに限られると思います。

そんな方々が、部活動で一定レベルに満たない学生をクビにして良いものでしょうか?

その学校の教職員全員が共通認識を持ち、校長先生もその部活動顧問の指導方針を承認しているならば話は別です。その学校はそういう学校だということです。

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大会でのペース配分, 練習の考え方, 練習ペース

スピードが得意だけど持久力が苦手でレースの後半いつもついていけなくなる人がやるべきこと



結論から言えば、持久力不足です。

持久力が得意でスピードが苦手なタイプもいますが、そちらのタイプと比べると根本的なスピードがある分将来性はとても大きいです。スピードが苦手なタイプの人は、根本的なランニングフォームを改善したりスピードトレーニングを積む必要が出てきます。

しかし、スピードが得意な選手は、スピードが出せる効率的なフォームが身に付いていると考えられるので、後は力みがなくリラックスしたフォームで効率よくスピードを出す省エネなフォームを身に付けつつ長い距離の練習を取り入れれば良いと言う訳です。
 
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スピードが得意だけど持久力が苦手な人がやるべき練習

ズバリ、持久力の練習です。
jog、ペース走が基本になります。

週に2回はペース走を取り入れるべきです。ペース走は刺激やポイント練習と言う位置づけではありません。あくまでも持久力の強化を目的とする練習であり、高強度のトレーニングとしては考えません。ですので、ペース走の後にしばらく休憩をしてから、専門種目のペースで練習をしたり、短めの距離で全力をしっかり出す練習を組み合わせることでその日の練習全体のバランスを整えます。
 

jogのペースもしっかり決めて管理する

短距離選手の疲労回復のためのjogは、おしゃべりをしながら非常にゆっくりとしたペースでトラックの内側の芝生をジョギングするものです。

しかし、中距離や長距離選手のjogはペース管理をしっかりとすることで効率の良いものになります。

回復jog60-65%
基本jog70%
速いjog75%
ペース走80-85%

%は最大心拍数からの割合で表しています。
練習のタイム設定の考え方

本来は、最大心拍数を計測してその数値を把握していることが大前提になるのですが、私は5,000mタイムを元にしてそのタイムからの割合でそれぞれの心拍数の割合に入るような練習ペースを割り出すことができました。

こちらの練習メニュー検索から自分に合った練習のペースを確認してください。自分が普段やっているjogよりも少し速いペースになっている場合が多いです。

具体的な練習メニューも出てきますので、スピード練習と持久力練習のバランスも参考にしてください。

練習メニュー検索
 
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スピードタイプの人が絶対やってはいけない練習

LSDです。ロングスローディスタンス略で、長い距離をゆっくり走る練習です。全くの陸上初心者や、ランニング初心者、大きな故障で長期練習を中断していた人が練習を再開する場合、トライアスロンやフルマラソンの長時間競技の選手にとって効果的な練習であり、これまで走ってきた人が今更やるべき練習ではありません。

スピードタイプの人がLSDをやるようになると、得意のスピードが出しにくいフォームになってしまう恐れがあります。長い距離をゆっくり走る能力は身に付きますが、本来求めるレースでの持久力とはもっと上の次元の話です。

LSDの効果とデメリット
 
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持久力のトレーニングを積み重ねる上で注意するべきこと

それは、貧血です。
貧血になってしまうとなかなか治らない上に、血液中のヘモグロビンが減少するので、酸素の運搬力が落ちて持久力が低下してしまいます。

貧血になる前に予防することが大切です。

持久系スポーツと貧血
 
 

自分のタイプにあったレース展開、ペース配分を考える

持ち味によって得意なレース展開は異なります。自分の力を最大限に発揮できる自分の得意なレース展開を明確に持つことが大切です。

タイプ別、5000m/3000mペース配分の考え方
 
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まとめ

持久力が苦手だと距離が長くなればなるほど不利になります。

しかしながら、持久力の練習ばかりをすれば良いかというとそうではありません。自分の持ち味はあくまでもスピードタイプなので、持ち味のスピードに磨きをかけることも大切です。

スピード練習と持久力練習のバランスが大切です。

800mでは有酸素40%:無酸素60%
1,500mでは有酸素60%:無酸素40%
5,000mでは有酸素95%前後:無酸素5%前後
無酸素運動はスタート直後とラストスパートの部分になります。

自分が取り組む専門種目に応じて必要な有酸素運動の割合は異なってきますので、持久力練習のやり過ぎにも気をつけてください。

また、夏場は中距離選手として活動し、冬場に距離を伸ばして長距離と一緒に駅伝などに参加する場合もあると思います。

その時は一時的に持久力の練習を多くすることになりますが、その時でもスピード練習を週に1回行うことが大切です。できれば2回です。

スピード練習はやらなくなったら低下しやすいものです。特に若い中学生や高校生の場合は影響は少ないですが、大学生以上特に社会人になるとスピード練習をしない時期が続くと一気にスピードが低下します。

時期によって持久力とスピード練習のバランス配分は変化しますが、トラック競技をやるのであればスピード練習は必ず必要であると私は考えます。

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ランニングフォーム, 大会でのペース配分, 練習の考え方

持久力が得意でスピードが苦手な選手がやるべき事



持久力には自信があるけど、スピードが苦手で、ラストスパートでいつも抜かれてしまう人には共通した特徴があります。

スピード練習が好きではない。
走り幅跳びの記録が悪い、ジャンプ力が無い。
普段の練習は長い距離の走り込みが中心で、短い距離の練習をほとんど行わない。

LSDの効果とデメリット
 
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レース展開の進め方によってもラストスパートが効かなくなる場合があります。

レース序盤から自分でレースを引っ張って速めのペースでレースを進めた場合は、レースの終盤に余力が残っておらず、これまでのペースを維持することも難しくなり、その結果ラストスパートが全くできない状態になります。

また、自分で先頭を引っ張らなくても、自分の力よりも速い集団に食らいついていく走りをすると同じことが起きます。
 

 

スピードが苦手な選手がやるべき練習

スピード練習
長距離選手に必要なスピード練習

ジャンプ系の補強
ジャンプ系の補強、プライオメトリックについて

フォームの改善
腰が落ちている人の改善方法

ふくらはぎと、前ももが疲れやすい人、骨盤の前傾がわからない人へ

脚が流れている人の原因と改善方法
 
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スピード練習をどれくらいの頻度で行えばよいのか?

1週間に1回程度で良いと思います。やっても2回までです。基本的な練習の流れはそのままで、インターバルなどのレースペースで行っていた物を、思い切ってそれ以上のスピードに上げます。

レースペースより速いスピードで普段から練習しておくことで、スピードにゆとりが生まれますので、これまでよりも余裕を持ってレースのスピードに対応できるようになります。後はペース感覚の問題になります。

 
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レースのラストだけを想定した切り替え練習を行う。

例えば300m×5本〜8本
つなぎは300m歩き戻り約5分
1500mのレーススピードを想定して
設定を51″にした場合は17″0平均になります。しかし、入り200mを18″-18″の36″で走り、ラスト100mを全力でスパートします。15″まで上げられれば最高ですが、そんなに簡単ではありません。最低でも17″くらいまでスピードを上げたいところです。動作の切り替えをすることが大切です。

この練習で、やってはいけないのは最初の200mを速く突っ込みすぎて最後の100mでペースを落とすことです。

ラストスパートではピッチをあげることを意識する

 

 

発想を転換して、ラストスパートまで持ち込まずに自分の得意な展開で勝負をする。

基本的にラストスパートが弱いと言う自分の特性は変わらないと思います。先に紹介したトレーニングによって、苦手が多少は克服できると思いますが、ラストスパートが得意スピードタイプの人にはかなわないと思います。

逆に、スピードが苦手なタイプの人は持久力に優れており、ロングスパートが得意なタイプだと考えられます。レース中盤または後半からロングスパートを仕掛けて、スピードタイプの人がついてこられない距離からじわじわとスピードを上げていくと自分の得意な展開に持ち込むことができると思います。

タイプ別5000m/3000mペース配分の考え方
 
 

種目ごとのスピード練習

5000m対策

1500m対策

800m対策
 
 

まとめ

自分の苦手なことから逃げずに、それを克服するトレーニングを練習に取り入れる事はとても大事なことです。しかし、苦手を克服することばかり考えていてはいけません。自分が得意な部分をもっと伸ばすことを考えるべきです。得意な部分がもっともっと強くなれば、苦手を克服するよりも全体のタイムが速くなる可能性が高くなります。

陸上競技は、スタートしてからゴールするまでのタイムを競う競技ですので、自分の得意な持ち味を最大限に生かして、自分なりの競技をすることも大切です。自分のスタイルを明確に持つことが大切です。

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練習の考え方, 練習ペース

5000m専門の選手に必要なスピード練習とは何か?


中長距離種目にとってのスピードとは何でしょうか?

私の考えは、ひとつ短い種目のスピードを超えるスピードで練習することです。

800mであれば400mより速いスピードが練習の基準になります。

1500mが専門であればそれは800mになります。そのために、600m位の距離をしっかりと全力で走り切るスピードの出せるフォームが必要となってきます。

そして、5000m以上が専門であれば1500mのペースがスピード練習になると思います。

短距離専門の選手にとっては、トップスピードがスピード練習に当たると考えられます。具体的には100mや50mの加速走です。これらは、時間にすると10秒くらいなのでエネルギー供給系の説明でも解説した通りクレアチンリン酸を主に使う運動になります。

短距離選手のスピード練習と中長距離選手のスピード練習では、主に使うエネルギー供給系が違うということです。

エネルギー供給系の説明

5000m専門の選手にとってのスピードは、1500mのスピードが基準になると考えますので、エネルギー供給系で説明すると、無気的解糖系と有気的解糖系に当たります。有酸素運動でありながら無酸素の要素も強いです。時間にすると4分前後です。

5000mに必要なスピードを、1500mレースペースを反復することで身に付けて、レース時の動きのゆとりを生むことが目的です。

もちろん、他の意見もあるでしょう。1つの意見として参考にしていただければ幸いです。
 
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1500mのスピード強化の意義

1500mをしっかりと全力を出して走りきる技術が身に付くと5000mの動きがゆっくりに感じ、持久力が伴えば記録も向上します。逆に言うと、スピードのゆとりが無いと5000mの記録はすぐに頭打ちになってしまいます。

1500mのスピードが無いのではなくて、スピードの出し方がわからない選手も結構いると思います。

その原因のひとつは、長い距離を中心とした練習をすることで短い距離を練習する機会があまり無いことです。距離を走ると満足感と疲労感が得られます。短い距離は苦しくて好きでは無いと言う長距離選手は多いと思います。

スピードが無い•苦手なのではなく、スピード練習をしていないことが原因で苦手意識を持ってしまい、取り組まなくなる悪循環だと思います。
 
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1500m記録向上の効果

1500mの記録が向上すると、5000mの序盤のスピードに余裕ができてきます。リラックスしたフォームリズミカルな走りができるようになってきます。一方、オーバーペースになりやすいので、抑えて省エネで走ることが大切です。

1500mのスピードが苦手な選手は、動作にゆとりがないので、レースの流れによっては硬くなって無駄な力を使いやすいです。その結果、後半失速してしまいます。ラストスパートも効きません。

理想は、1500mのスピードは速ければ速いほど良いです。1500mの記録がとても良い選手は1500mと5000mの両方に取り組んでいます。ラストスパートが強いのが特徴です。

 
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具体的な練習メニュー

第一段階
100mを反復する基礎的スピード練習
100m×10×2
100m歩きつなぎ約2′
設定1500mレースペース

第二段階
インターバル
300m×5×2
100m jog50″
set間10’restまたはjog700m6′
設定1500mレースペース

第三段階
インターバルとレペの間のトレーニング
400m×4〜6
200m歩きつなぎ約5′
設定1500mレースペース

第四段階
レペティション
600m×3
10’rest
設定は1500mレースペース

第五段階
レペティション
1000m×2
15’rest
設定1500mレースペース、ラスト1本の後半スパート

これらをこなして、ベストタイムを何度も更新してスピードの出し方がわかってくると、レーススピードにゆとりが生まれます。今まで短い距離の練習をやらなかった人は、これをきっかけに飛躍的5000mの記録が伸びます。

その次の段階で、5000mレースペースを反復するインターバルでペース感覚を高める練習に重点を置いてください。

ペース走などの持久力を強化するトレーニングはどの期間も継続します。

 
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スピード練習と合わせたジャンプ系補強

プライオメトリック、瞬発的な動作を行うことで筋肉に刺激を与えるとともに、効率的な身体操作を身につけます。長距離選手も少しだけこの練習を取り入れることをおすすめします。短距離や跳躍選手に習うと良いです。全身の同調、コーディネーションが高まります。

ハードルジャンプやバウンディングが効果的です。

スピード練習のアップで、縄跳びやハードルジャンプ、補強としてバウンディングを取り入れると良いでしょう。

これらジャンプ系の補強は、負担が大きいので疲労がひどい時には行わないようにしましょう。やり方を間違えると怪我をする原因にもなります。必要最小限の本数で実施しましょう。

強度が高い練習後は、必ず自宅でできる範囲のセルフケアを行って、疲労の早期回復と怪我の予防に努めましょう。

自宅でできるセルフケア
 
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まとめ

長距離種目の5000m以上では、有酸素運動95%前後、無酸素運動5%前後が大まかな割合です。無酸素はスタート直後とラストスパートです。レースの大半は有酸素運動です。

中距離種目に比べて無酸素が少ない分だけスピード練習も少なくて良いですが、定期的に行うことが必要です。

週に1日はスピード強化のトレーニングを取り入れるべきだと思います。

中距離ブロックがあって、完全な中距離練習をしている部活動があれば、そこに混ぜてもらうと良いでしょう。大抵は長距離ブロックの中に中距離選手が混ざることになりますので、メニューを合わせてお互い利用し合うと良いと思います。

自分のタイプ、持ち味によって、部活動内やチーム内で上手く練習ができるように考えてみてください。

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